子育て情報『ヘアドネーションって知っている? 男の子が髪の毛を寄付してみた』

ヘアドネーションって知っている? 男の子が髪の毛を寄付してみた

と言いだしました。特に誰か特定の人に、というのでもなく、「困っている子がいるのなら」という程度の気持ちだったのでは、とお母さんは言います。ただ、髪を伸ばし始めると、通っていた塾の先生やまわりの人々から「髪を切れば?」という反応があり、また、クラスの男子からも「女みたい」「女子トイレに行けよ」とからかわれるように。「男のくせに、なぜ髪が長いのか?」という質問は何度となくされたのだそう。その都度、TOMOくんは「あれ?前に理由を言わなかったっけ?」とするり。友達もそのうち慣れたのか、何も言わなくなったようです。

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だいぶ髪が伸びてきたTOMOくん(左)。女の子に間違われることも多く、たまには「女の子じゃない!」とプリプリ怒ることもあったものの、「自分で決めたことだから」と我慢

長さが足りなくても大丈夫
そうして約3年、TOMOくんの髪はすでにだいぶ長くなり、ドネーションをする時期がきたと判断。
近所の美容院で髪を切ってもらいました。
たまたまその美容院がJHD&Cの活動に賛同していたため、予約時にドネーションしたい旨を伝えただけで、散髪から寄付まですべて美容院でしてくれました。賛同美容院は同NPOのウェブサイトで調べることができます。賛同美容院でなくとも、ドネーション用には切る前にいくつかに分けてバラバラにならないよう束にしておくこと、切った髪は31㎝以上必要であること、などを伝えることで対応してくれる美容院も多いので、まずは相談してみるといいかもしれません。
TOMOくんは男の子なので、ばっつり切ることができたこともあり、なんと41㎝を寄付することができました。
ちなみに、筆者の娘も夏休みの臨海学校参加の際に、自分で髪をしばることができないという理由から、髪を切ることにしました。バレエの発表会を12月にひかえているため、ある程度の長さを残したかったこともあり、肩につくくらいの長さに切ってもらったところ、残念ながら25㎝しかありませんでした。それでも、JHD&Cではかつらは作れないものの、ほかの方法で利用が可能とのことで受け付けてくれるそう。
長さは足りませんでしたが寄付することにしました。
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切る前に小分けにして束ねておく。ドネーションの場合はひと手間かかるため、美容師さんに事前に相談しよう。
NPOのウェブサイトに手順も載っています

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切った髪は提携美容院を経由してNPOに送ってもらうことも可能。

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