子育て情報『敏腕トレーナーが伝授!運動会までにかけっこが速くなるコツ』

敏腕トレーナーが伝授!運動会までにかけっこが速くなるコツ

かけっこが苦手、かけっこが得意でもっと速くなりたい…。どんな子でもタイムが伸びるかけっこのコツがあると聞いて、伝授してもらいました。教えてくれたのは、「体育指導のスタートライン」リーダーの永野佑一先生。今から特訓すれば、運動会を楽しく迎えられること間違えなしです。

まずは、腕ふりと姿勢が正しくなればO.K.!

永野先生は、小学生の頃から学内で断トツ足が速かったそうですが、本格的に陸上を始めたのは、高校に入ってから。大学でも陸上を続け、国内大会・国際大会での入賞経験も多く、指導者としての実績と実力もある敏腕トレーナーです。ご覧の通り、イケメン。

目次

・まずは、腕ふりと姿勢が正しくなればO.K.!
・スタートからゴールまで、まっすぐ走り抜くには⁉
・何よりも、自信をもって、楽しむことが大事

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そんな永野先生に、息子(9歳)と娘(5歳)を相手に、かけっこ指導をしてもらいました。
速く走れるフォームには、いくつかポイントがあるそうですが、永野先生は、「正しい腕ふりと姿勢ができれば、それだけでタイムが上がります」とのこと。
腕ふりからフォームを確認していきましょう。

1.手のひらは、軽く握る。子どもへの伝え方は、「優しく握った手を目に当てて、穴からのぞいたときに、向こうが少しだけ見えるぐらい」。
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2.ひじを後ろに当てるイメージで走る。大人が後ろに立ち、ひじで大人のお腹をパンチしてみるとイメージしやすいそうです。


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3.「できるだけ速く振ってみよう」と伝え、振りやすい角度を確認します。

次に姿勢です。姿勢で大事なのは、前傾であること。

小さい子は前傾のイメージがつかめないので、頭の前に手のひらを出し、「頭を手のひらにつけて」と伝えるとよいそうです。
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スタートからゴールまで、まっすぐ走り抜くには⁉

スタートの模範的な姿勢はこちら。出遅れないためのポイントは3つ。

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1.後ろ足は下げすぎない。足を下げすぎると、スタートしてから一度、体が沈んでしまうので注意。
2.肩はつま先より前に出す。
3.かかとを浮かす。

スタートの感覚を覚えるために、直立したまま体を前に倒していき、後ろから押されたら(あるいは自分の体重で)足が前に出てしまうぐらいまで耐える、足が前に出てしまったらそのまま走る、という練習も有効です。大人が押してあげる場合は、背中ではなく、腰のあたりを押すように意識しましょう。
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スタートしてから真っ直ぐではなく、斜めにゆがんで走ってしまう子がいますが、これは腕を横に振っていたり、下を向きすぎてレーンがわからなくなってしまっていたりが原因のことが多いそうです。

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