子育て情報『ご飯作りのモチベーションをアップ!頑張るママにパワーをくれる食のエッセイ4冊』

ご飯作りのモチベーションをアップ!頑張るママにパワーをくれる食のエッセイ4冊

2018年4月21日 12:29
 

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掃除や洗濯、ご飯の支度など、ママは365日家族のために頑張っています。掃除や洗濯は、たまに休むことはできても、ご飯の支度はそうはいきません。待ったなしで朝昼夜のご飯作りがやってきます。とはいえ、疲れて何も作る気がしない、献立のレパートリーが尽きて毎日考えるのもしんどい…なんてこともありますよね。毎日のことだからこそ、少しでも楽しくご飯作りができたらいいですよね。

そこで今回は、料理のモチベーションを上げてくれるエッセイを紹介します。少しでもラクにおいしく作る知恵や料理をする意欲を湧き立たせてくれるものなど、さまざまなシーンに合った4冊をピックアップ。優しさやパワーに満ちた言葉に触れることで、いつもとは違った気持ちで食事作りができるかもしれませんよ。

子どもや自身の悩みを抱えているママに

佐藤初女さんの心をかける子育て」佐藤初女小学館

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[概要]

心に苦しみを抱えている人を迎えて、話を聞きながら一緒に食事をするという活動を行ってきた佐藤初女さん(94歳)。“食”で子どもも大人も変わることをさまざまな体験を通して語ったエッセイです。

[おすすめポイント]
不登校やいじめ、ママのイライラなど、さまざまな悩みを抱えた人が、一緒に食事をしたり料理をすることで変わっていく…そんな経験から得た初女さんの育児論がつづられています。人が生きる基本である「食べる」ということは何よりも大切で、おざなりにしてはいけないということが、読むほどにストンと心に入ってきます。食材を物ではなく命と捉え、その命を生かすように心をかけて調理することや、親子で料理をする意義など、具体的な例を挙げながら、母のように優しく語りかけてくれます。素直にありのままに、初女さんの言うことも自分のことも受け止められる…そんなエッセイだからこそ、食に向き合う気持ちが穏やかに、そして確実に変わっていきます。

頑張りすぎて疲れ気味なときに

小林カツ代の日常茶飯食の思想」
小林カツ代河出書房新社

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[概要]

NHKの料理番組などで活躍した料理研究家の小林カツ代さん。仕事と家庭の両立に奮闘した経験を活かし、より早くおいしく作ることや無駄なものを削ぎ落とすことなど、料理の固定概念を覆した斬新かつユニークな発想が満載のエッセイ。

[おすすめポイント]
料理本にはたいてい「フライパンをよく熱してから食材を入れる」「根のものは水から、葉ものは湯から茹でる」と書いてありますが、小林さんは違います。絶対にこうじゃなくちゃいけないなんてことは少ない、便利で無駄が少なく味のいい方法を選べばいいと言います。栄養やカロリーにこだわることよりおいしく食べること、手をかけるのではなく気をかけることなど、読めば読むほど、どんどん心が軽くなっていくのは私だけではないはず。
中でもおもしろいのが、無駄を削ぎ落としたい人におすすめの料理法「ひと皿盛り」。お子さまランチのように、ひと皿に彩り良く盛り付けることで、見た目がおいしそうなうえに自然と栄養バランスが取れて、盛り付けの勉強にもなる。洗い物が少ないのでエコだし、時間短縮にもなる。1人遅く帰ってきた人にもお年寄りにも、おもてなしにもぴったりの料理法なのだとか。
年子と格闘しながら生まれた料理や、仕事と育児の奮闘ぶりを小気味よく語った講演トークも掲載。笑って学べて元気にもなる一石三鳥のエッセイです。

もっとパワーがほしい!カツを入れたいと思うときに

「食といのち」
辰巳芳子文春文庫

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[概要]

半年先まで予約でいっぱいの「スープの会」主催者であり、現役料理研究家・随筆家の辰巳芳子さん(93歳)。看護師や小児科医など、各界の第一人者と「食といのち」をテーマに語った対談集。

[おすすめポイント]
料理するのが面倒だなぁ、やる気が出ないなぁ…なんてときに、襟を正してくれるのが「食といのち」です。私は自分にカツを入れたいときに手に取るのですが、見事に気合いが入ります。この本は、震災後の日本で何を根幹に命を養うべきかについて、看護師や小児科医などの各界の第一人者との対談をまとめたもの。育児のほかに介護や病人食、日本の食文化、辰巳さん発案の料理法「展開法」についてなど、食にまつわる哲学や知恵、学ぶべきことがふんだんに書かれています。当たり前だけど当たり前のように365日食事の支度をするには、克己心が求められる…と語る辰巳さん。その言葉は、私の日々の食事作りを支え続けています。台所仕事を讃え、価値を見いだす哲学は辰巳さんならでは。読めば誰もが気づきと学びを得られる1冊です。

とにかく忙しい!知恵がほしいママに

「元気がでるふだんのごはん」
山本ふみこ講談社文庫

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[概要]

疲れたときも落ち込んだときも、活力の源であるご飯をおいしく食べたい。著者自身が経験した母子家庭ならではのやりくりや知恵が詰まった1冊。イラスト付きの簡単レシピも。

[おすすめポイント]
忙しくてバタバタの毎日。少しでも簡単でおいしく家計にも優しい料理の知恵がほしい…そんなときには、この本がおすすめです。著者自身が2人の娘を抱えて離婚した経験から得た、生活に役立つ知恵がぎっしり詰まった1冊です。1日1人600円の食費でやり繰りした家計簿を公開したり、何の支度もしていないときに使える「フルコース作戦」、手薄な料理をカバーするために考えた「お膳立て」、栄養バランスを1日ではなくを1週間単位で振り返るなど、誰もが手軽に実践できるアイデアが満載。また、作っておくと便利なドレッシングやソース類、スープ、おもてなしサラダなど、イラスト付きの簡単レシピも掲載されています。著者がバタバタ奮闘しながら仕事家事育児をする姿も、子育て真っ最中の人にとって励みになる1冊です。

今の自分にぴったりな1冊を読むことで、キッチンに立つときの気持ちが少しでも楽しくなるといいですね。

(文:フリーランス記者岩本亜実)

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