子育て情報『「エレベーターにひとりで乗ったら危ないよ」と指示したら…難しい!子どもへの伝え方』

「エレベーターにひとりで乗ったら危ないよ」と指示したら…難しい!子どもへの伝え方

それを聞いても私の頭はまだ?????
よくよく聞いてみたら、
お母さんからエレベーターには怖い人が乗ってくるからひとりの時は階段を使いなさいと言われていた→「エレベーターは怖い」「エレベーターはひとりで乗ってはいけない」=自転車で遊びに行く時も階段を使わないといけない

こういう図式ができあがっていたようです。

もう本当に驚きました!その後、苦渋の決断として、「自転車を使う時にはエレベーターを使いなさい」と言い直したのでした。ブレブレな親の態度で振りまわしているようで申し訳ないなと思いつつも、それしか方法が思いつかず。

現在小4の次女。この記事を書くにあたり、本当にそんなことをしていたのか再度確認すると、「5回くらいはやったと」。今でもできる?と聞いてみたら、実演してくれました。当時より一回り大きい自転車になっていますが、割と軽々と持ち運んでいました

大事なことを、子どもに正しく伝えるにはどうしたらいいのか?

それ以来、子どもたちに何か伝える時には、できる限りきちんと伝わっているか確認するようにしています。
「うん、わかった」という返事があった場合でも、「何がわかったの?」と聞き直して、子どもがどう理解したつもりになっているのかを確認します。
子どもの中の常識と、大人の常識との認識のズレというのがおおいにある、ということに気づいたからです。

そうは言っても、大人としての経験の積み重ねからの常識というのは、なかなかそこから出るのは難しい!まさかこんな発想が?と思えるような、大人の常識では考えられないような変換が子どもの脳内で行われることもしばしば。
気をつけているつもりでしたが、今年の夏はこんなことがありました。

子どもたちだけで留守番する時に、「暑い部屋にいたらダメ。涼しい部屋にいなさい」という指示をしていました。
仕事中、子どもから電話がかかってきました。「頭が痛い」と。熱中症での死亡事故などがニュースになっていた時期です。

その日はきょうだいがでかけていて、留守番は4年生の娘ひとり。私は心配になり、仕事を抜けて家に向かいました。帰ってみると、エアコン設定25度に扇風機をつけていて、体が冷え切っていました。

子どもたちは学校でも熱中症の危険を聞かされています。ニュースを一緒に見た時には、「熱中症で死んだんやって!」というような話題を親子でもしていました。

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