子どもの工作、捨てるなんてもったいない!二次活用でさらに成長できた!?
子どもたちが大好きな折り紙、アクアビーズなどの工作遊び。
特にこれからの梅雨の時期には、じっくり室内で遊んでくれて、親としてもとてもありがたいですよね。創造性を育んだり、指先の細かい作業で脳の活性化が期待できたりと、積極的に取り入れたくなる要素もいっぱいです。
ところで、子どもの作品はその後どうしていますか? 子どもたちがどんどん作り、気がつくと作品で溢れかえっていませんか? 作るところまでで満足してしまいがちですが、そのまま保管するだけではもったいない!
実はその先も知育おもちゃとして使えちゃいます。
自分の作品が物語の登場人物に大変身⁉︎
いつもは筆者が子どもに絵本を読んだり、お話を作って聞かせていましたが、ある日、子どもの作品でお話作りをさせてみようと思いつきました。
わが家にはアクアビーズの作品がたくさんあったので、これを登場人物に見立て、人形劇の要領で即興で劇を作ってもらいました。
すると最初はめちゃくちゃだった物語も、徐々にお話として成り立ってきたのです。
わが家ではまずイスを用意して、背もたれ部分の四角くあいた部分を「舞台」に見立てて使用しています。たったこれだけのことですが、子どもたちにとっては少し本格的に感じるようです。
家族が見てくれている、というある程度の緊張感の中、幼稚園などで先生が紙芝居を読んでくれる時のようにお話を語り始めます。
半年前、年中だった長女が実際に初挑戦した時はこのような内容でした。
「クマさんがいました。そこにウサギさんがやってきました。" 一緒にあそぼー""いいよー"。そこにネズミさんもきました。
"一緒にあそぼー""いいよー"。さらにそこに… (どんどんメンバーが増えていき、あそぼーいいよーの繰り返し。手に持ちきれなくなったあたりで…)みんなで遊んで楽しかったです。 おーしーまい!」
このような感じで、お話としてなんとか成り立ってはいますが、ひたすら同じことを繰り返す内容でした。ですが、「みんなの前で話す」ことや、「どの作品を登場させるか考えること」など、本人なりにその場でいろいろと考えながらやっている姿がとても印象的でした。
繰り返すうちに上達を実感!
最初の上演から約半年間、思いついた時に「小劇場」でのお話会を楽しんできた長女。先日、見ている親も「ほほう!」とうなるような物語を話しました。
「ある日クマさんがおでかけをしていました。