子育て情報『子どもが「助けて」のサインを出しにくい親の特徴は』

子どもが「助けて」のサインを出しにくい親の特徴は

「あなたの味方だよ」と寄り添う

子どもが友達とケンカをして、家に帰ってくることはよくあります。その話を聞いたとき、あなたはどのような反応をしていますか?たとえば「○○くんが、ぼくを叩いた!」といったときには「でもあなたも○○くんが叩くようなことをしたんじゃないの?」などと言ってしまいがちではないでしょうか。

毎回それでは、子どもは「何を言っても、ママはぼくが悪いって言う。ぼくの味方ではないのだ」という受け止め方をするようになります。
子どもが友達とトラブルを起こしたと聞いたときは、まず子どもを疑うような言い方をするのではなく「叩かれる前に何があったの?」という聞き方をするのがおすすめです。
そして、わが子に非があった場合はそれを指摘した上で、ケンカをした子どもの心情にも一定の理解を示す必要があります。
実際、親の理解を得ることで子どものトラブルが減るケースも。親はつい子どものケンカや失敗を責めがちですが、「あなたの味方だよ」と寄り添う姿勢が大切です。

「いつでも言いなさい」と常日頃から言っておきましょう

親の目が届かない場所に出かけるようになった子どもには、どのようなトラブルも起こり得ます。いざという時、「SOS」を出してもらうためには、親の側にそのSOSを聞く気持ちがあることを、常日頃からわが子に知らせておくことが大切です。

また、子どもにいつもと違う様子がないかを意識して見ておくことも必要です。
たとえば、いつもならハッキリ言うことをモゴモゴと言いよどんだり、今まで聞かなったようなことを聞いてきたりするときは、「困ったことがあったら、いつでも言うのよ」と声をかけるチャンスですよ!
3つのポイントを押さえつつ、「ママやパパはあなたの味方だよ」と直接的な言葉を用いて語りかけることで、子どもはいざというときに助けを求めることができるようになっていくでしょう。

<文・写真:ライターあん茉莉安>
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