AI時代は職業が激変!?今すぐ親子で取り組みたいこと
30分ほどかけて行うので、子どもたちも眠い時はすぐ寝てしまうこともありますが、静かな空間の中で1人ひとり「自分は今日は〇〇が楽しかった/嫌だった」と報告し合う時間は、家族にとって大切なコミュニケーションの時間です。
私はとにかく聞くことに徹し、子ども自身が自分の言葉で話すことに慣れてもらうことを心がけています。
また、小学校高学年からはNHKの教育番組や日々のニュースを活用し、「自分/相手はどう思う?」「今後日本はどうしたらいいと思う?」という声掛けを積極的に行うようにしています。
特に、世界と日本の比較をなるべく取り入れるようにしています。
2.ゼロからモノを作る
創造力を育む創作活動については、以下を意識しながらステップアップしていくようにしました。
幼児期:粘土やブロック、空き箱などで立体物を作る、アクリル絵の具やパステルなどの画材を使って絵を描く
小学校低学年:作った立体物にゴムや車輪などの動力をつけて遊ぶ、プログラミング教材を活用する
小学校高学年:暮らしの中で「こんなものがあったらいいな」と思うもの(使えるもの)を作る
NHKの教育番組やYouTubeの工作関連の動画を参考にして材料を集め、週末に創作をしています。
わが家の子どもたちはこの時間が好きなようで、制作中はきょうだいゲンカもなく集中して作業をしています(下の写真左はロボット、右は定期券ケースです)。
子どもの可能性を伸ばす努力を、日々楽しみながら実践
「AI時代の到来により、既存の仕事の半分がなくなる」と初めて聞いたときは、子どもの将来はどうなってしまうのかと不安になりました。しかし、調べてみると、人間だからこそ持つ能力(読解力、創造力、人間力)を高めることができれば、必要以上に怯えることはないと気づきました。
わが家では「自分の意見を述べる」「ゼロからモノを作る」ことに注力すると決め、日々の生活の中で子どもたちと楽しみながら実践しているところです。
子どもが将来どんな仕事に就くか、結果が出るのはまだまだ先ですが、それまでの間、時代の変化を意識しながら、親としてできる限りのことをして子どもの可能性を伸ばしていこうと思っています。《参考資料》
<文・写真:ライターnanahi>