【棒寒天】粉寒天との違いは?ゼリーだけじゃない意外なレシピ
食物繊維が豊富、低カロリーで人気の寒天。つるんと滑らかな食感で、子どもに人気のゼリー作りにも重宝します。
そのときに、みなさんが利用するのは「粉寒天」が多いのではないでしょうか?
でも、今回おすすめしたいのは「棒寒天」。おすすめの理由、粉寒天との違いや棒寒天の特徴をいかしたレシピを紹介します。
麩菓子みたいな見た目の棒寒天!粉寒天との違いは?
麩菓子のようなユニークな見た目で、うちの娘が「何これ?」と興味津々だった棒寒天。
手軽さが人気で、よく使われる粉寒天とは何が違うのでしょうか。
「棒寒天」(角寒天ともいう)は、主に原料の天草(てんぐさ)やおごのりという海藻を水漬けし柔らかくしてから煮た「寒天液」をこして、箱に入れて固めて角柱状(棒寒天)に切り、冬の寒気で凍結させ、低温解凍を繰り返して乾燥させたもの。
このような昔ながらの製法で作ると、海藻に含まれるさまざまな成分やミネラル分などが豊富に残るのだそう。
また、粉寒天と比べて、海藻らしい香りや弾力性も強いという特徴もあります。
一方、「粉寒天」は天草やおごのりを煮出した「寒天液」を乾燥させ、粉状にしたものです。自然の気候を利用して作る天然寒天と異なり、粉寒天は工場で作られます。
レシピその1:娘に大好評!棒寒天と豆腐のツナサラダ
棒寒天の特徴的な食感をそのまま生かした冷製サラダです。
小学2年生の娘が口にした瞬間、初めての食感に「何これ、めっちゃおいしい~!」と大好評でした。
【材料(約3人分)】
・棒寒天…1/2本
・豆腐…小1丁(150g)
・ツナ…1/2缶
・キュウリ…1/2本
・ミニトマト…3個
・ぽん酢…大さじ1
・ごま油…小さじ1/2
・塩…ひとつまみ
【作り方】
1)棒寒天は、さっと水で洗い、15分程度水に浸してもどす
2)豆腐をサイコロ状に18等分に切って、水気を切る
3)キュウリは斜めに4mm幅に切り、塩をふって10分ほどおき、手で絞って水気を切る
4)ミニトマトは半分に切る
5)1)の水気を絞って、手で食べやすい大きさにちぎる
6)皿に豆腐、キュウリ、ツナを盛り、まわりに、5)の棒寒天をのせ、ミニトマトを添える
7)ぽん酢とごま油をさっと混ぜ合わせてドレッシングを作り、6)に回しかけて完成
食べる時は、具を混ぜてドレッシングをよくからめてくださいね。
レシピその2:まるでフカヒレ!?棒寒天とエノキのとろとろスープ
棒寒天を使ったスープはとろとろ食感。