寝かしつけが辛すぎてノイローゼ!夫との役割交代で見えた出口
というトンネルの中で、もがき苦しんでいる状態になってしまいました。
夫が寝かしつけ担当に!すると子どもたちは
そのストレスは夫に向かいました。「夫だけラクをしている!私がこれから何億回もトントンしないといけないのに、この男は私の何百分の一しかトントンすることなんてないだろう」と思って。
そんな気持ちを夫にぶつけ、話し合った結果、試しに役割を交代してみること。夫が寝かしつけをすることになりました。
すると、なぜか夫との時には、早々に子どもたちが爆睡するではありませんか!それならばと夫と役割交代となりました。
試して考えて、ベターを探して
「なんでパパのときだけそんなにすんなり寝るのよ」という少しモヤモヤした気持ちをもちつつも、それからしばらく寝かしつけは夫に任せました。
数週間ほどたったころ、寝かしつけから離れてみると気持ちに余裕が生まれたようで、「まぁ、こんなことできるのも今だけかな」と考えられるようになり、トントンノイローゼから脱却することができました。
子どもの本音は「ママと寝たい」だったようで、最終的には元の通り、私が寝かしつけ担当、夫が片付けと洗濯担当というのが定着していきました。
今では落ち着いてその当時を思い出せますが、本当にその時は、「これがいつまで続くのか」と先が見えないことが重く、この世の終わりのように感じて疲れ果てていました。
でも、寝かしつけだけでなく、子育てに関することは、いろいろ試して、ベターな方法を見つける努力をしてみることが大切なのかなと思います。その試行錯誤をしている中で、また違った方法も見えてくるかもしれません。
発想をガラリと変えて、ママとパパの役割をチェンジするというのもひとつの方法ですよ!
一緒に絵本を読んで寝るという習慣に
しんどかった「トントンノイローゼ」ですが、ひとつよかったことは、子どもたちが小学生以上になった今でも、一緒に絵本を読んで寝るという習慣ができたこと。
忙しい毎日の中で、毎晩子どもたちと一緒にふとんに入ってからの時間を楽しめることを幸せに感じています。
<文・写真:ライター鳥山由紀>