小1がつまずきがちな文章題、解決策は読み聞かせと音読!今やるべきことは
今までしてなくても大丈夫。これからが大切
絵本の読み聞かせの重要性が分かると、今まであまり読み聞かせに力を入れてこなかった場合、手遅れでは…と気になりますよね。しかし、「そんなことはありません。今から読んであげればいいと思います」とのこと。
「読み聞かせを始める時期は思い立ったらで大丈夫です。今、小学生以上で子どもが絵本に抵抗を示したら、児童文学や『ハリーポッター』のようなファンタジー小説の読み聞かせもよいと思います。それを繰り返していけば、自然と自分で読めるようになりますよ」。
ただし、一番よくないのは、一方的に「本を読みなさい!」とひとりで読ませようとすること。
大切なのは、「親子で一緒に読むこと」だそうです。
「音読」は体験すべき必須過程
秋元さんの話を聞いて、「音読」は、子どもが文章をイメージして理解するのにとても効果的なことが分かりました。
それが、文章題を読み解く力につながるんですね。
最後に音読やその前提である読み聞かせにに最適な書籍はあるか聞いたところ、なんでもよいそうです。一番は興味を持ってくれるもの。例えば、漫画でもOK!
とにかく読んでいて反応するかどうかが大切。極端に言うと映画やアニメでも、ストーリーに反応するお子さんであれば必ず読めるようになるとのことでした。
私もわが子が文章題を読み解く力を身につけられるように、読み聞かせや音読に力を入れていきたいと思います。
<文・写真:ライター秋音ゆう>