子ども同士のトラブルでママ友と険悪に!防ぐための策は
ですので、子どもから話を聞いたときに、何か気になったり心配になったりしたら、先生に遠慮なく話をしてみてください。
両方から話を聞ける先生だからわかること
先生に相談すると、先生は、そのトラブルの現場を見ていなかった場合にも、両方から話を聞きます。
先生はどちらの子のいいところも悪いところも把握しています。またその時のまわりの状況もわかっています。
幼児期の子どもは、言葉で正確にトラブルの内容を説明するのは難しく、自分のしたことは棚にあげてイヤだったことだけを話してしまいがち。そんな子どもの特性をよくわかっている先生なら、公平にトラブルの原因を聞きだしてくれると思います。
親はまず子どもに寄り添ってあげましょう
先生に状況を聞いたら、親がすべきことは、まずわが子に寄り添うこと。「それはイヤだったね」と子どもの思いに共感したり、抱っこする、お膝にのせて話をするなど、スキンシップを多めにとってあげてください。
子どもが不安そうにしていると、親としてはつい「こうしたら?」と解決策を提案したくなります。
しかし、子どもの成長のためには、自分でどうしたら仲良くできるか考え、行動していくことが大切です。
親は一緒に不安にならず、「いつでもあなたの味方だよ」と明るくかまえていればいいと思います。
原因はどちらにもあると冷静に考えましょう
幼い子ども同士がトラブルになる場合、どちらにも何かしらの言い分があります。
もし相手の子に叩かれてしまう場合、悪いのは暴力をする方です。言葉で伝えることが人間関係の基本で、相手の子が変わるべきところ。
しかし、「うちの子には絶対に非はない、相手だけが悪い」と思ってしまうと、冷静な対応はできません。
もしかしたら、「自分の子にも少なからず原因があるのかもしれない」と考えてみることが大切です。
冷静に子どもたちの様子を見守っていると、トラブルの最中はイヤな思いをしても、後になってみるとそのできごとのおかげで、子どもも親も、ひと回りもふた回りも成長できた!感じることができるはずです。
トラブルになっている相手の親と情報共有できると◎
相手の親にトラブルについて話すときは、相手を責めるように話すのではなく、「うちの子がしつこくするところがあって、〇〇くんを怒らせちゃっているみたいで…」と自分の子どもの足りない部分もあわせて伝えることがポイント。
そうすることで、相手は一方的に責められたと感じることもなく、トラブルを冷静に受け止め、親同士のトラブルを回避できます。