子育て情報『英語講師はわが子に「英語を勉強させない」こだわりはここ』

2020年10月25日 11:20

英語講師はわが子に「英語を勉強させない」こだわりはここ

私が児童英語講師を始めて約8年が経ちました。始めたきっかけは「子どもが産まれたこと」でした。
自身の経験上、幼児期にどの程度英語に触れたかが、その後の英語スキルに大きく関わってくると考えています。
わが子が赤ちゃんの時から英語が身のまわりにある環境を作りたい!そう思ってベビー・キッズ向けの英語レッスンを考え、講座を始めました。
今では英語講師として、多くのママたちから英語育児について質問を受け、アドバイスをするようになりました。

目次

・大切なのは「わが子にどうなってほしいのか」
・英語の聞き流しで「英語耳」を育てる
・フォニックスを学ぶと単語がスラスラと入ってくる
・英語が「勉強」にならないように


英語講師はわが子に「英語を勉強させない」こだわりはここ


大切なのは「わが子にどうなってほしいのか」

まず、私が一番最初にママたちに確認するのは、「自分の子どもにどの程度英語を身につけてほしいのか」ということです。
講座に来るきっかけは、「自分が英語ができないので子どもには同じ思いをしてほしくない」、「何となく世間で英語が大切と言われているから」などさまざま。
もし、「わが子にネイティブレベルに話せるようになってほしい」のであれば、プリスクールやインターナショナルスクールなどに通い、家でも親が英語を日常的に話す必要があるでしょう。


ちなみに、私が行っている英語育児のレッスンでは、ネイティブレベルを目指すのではなく、
■子どもの耳を育てる
■子どもに英語を好きになってもらう
この2点を目標にしています。
そのために自宅でわが子に対して続けてきたことがあります。

英語の聞き流しで「英語耳」を育てる

まず、英語と日本語は周波数が異なるため、小さい頃から英語を聴いていないと、大人になっていきなり英語を聴いても聞き取ることができません。
これは勉強量でカバーできるものではないため、子どもが言葉を覚えていく時期にたくさんの英語を聴かせてあげることが大切です。
お母さんが英語が得意ではないときは、音楽や映画、アニメなどを、子どもが聞いていてもいなくても、かけ流しをします。
絵本も読み聞かせのCDがついているものがたくさんあるので、それで流してあげるとよいでしょう。
私はもともと洋楽が好きなので、自宅では子どものためというよりは自分が好きな曲をいつも流してきました。
ミュージカルやディズニー映画のサウンドトラックなどもよく利用します。

子どもたちが赤ちゃんの頃から流していますが、英語の音楽に関しては特に教えるということをしたことはありません。しかし、子どもたちは2人とも流し続けて1週間もすれば音楽に合わせて口ずさむようになります。

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