子育て情報『「好きなものを好きなだけ」オーストラリアンの離乳食を知って感じたこと』

「好きなものを好きなだけ」オーストラリアンの離乳食を知って感じたこと

というフレーズでした。これは本にもなっているそうですが、オーストラリアのママの間の離乳食の合言葉のようなものです。
つまり、片手で赤ちゃんを抱えながら料理するので、片手でできる簡単料理ということ。オーストラリアでヘルシーな離乳食を手作りするママたちでも、一生懸命時間をかけて用意するのではなく、片手間で作れるものこそ「GOOD!」と思っていることを教えてくれます。

赤ちゃんのためだけに用意するというよりも
それから、手間をかけないと言う意味でも、日本でいうとりわけ離乳食のように、大人と同じものを、その場でスプーンでつぶすなどして与えることも多いようです。
食事自体が、簡単なものを、労力をかけずに用意している印象で、赤ちゃん専用に、擦ったり細かくドロドロにしたものをわざわざ作って与えているというより、果物や野菜をそのまま、パスタなどはふやかして、パンはミルクなどにつけて…という感じで、本当に簡単に用意していました。
日本のように、おかゆを炊いて、どろどろにした野菜などを細々と用意して、それを冷凍して小分けしてというのは耳にしませんでした。
驚いたのは、日本の離乳食の指導でよく耳にする塩分や油分についてもあまり深く気にしていないような印象でした。

また、温かいものを食べさせるという発想はあまり見られないようで、日本でも目にする「パン粥」でも、煮込むと言うひと手間をかけることは少なく、冷たいミルクを注ぐだけということにも驚きました。

離乳食も食事も、「素材丸ごと」思考

オーストラリアは、乾燥していて、平均的には暖かい気候のためか、「子どもにはフルーツを!」という国です。その証拠に、スーパーでは、子どもが無料で食べられるフルーツコーナーが必ずと言っていいほどあったり、プリスクールやプレイグループで出されるおやつはオールフルーツ(もしくはそれに加えてビスケット)であったりします。
フルーツはヘルシーな食事の最たるものという考えで、小学校などで持参しなければならないおやつも、ヘルシーな果物が推奨されています。

「好きなものを好きなだけ」オーストラリアンの離乳食を知って感じたこと

子どもは自由に無料でフルーツを食べていいよというコーナー。バナナやリンゴやオレンジを一人丸ごと一個取って食べながらお買い物しています

また、野菜も生でそのまま食べる人が多く、焼いて食べるのは芋類くらいという人もいます。トマトやキュウリはもちろん、人参なども、大人も子どもも、ポリポリそのまま食べているのをよく見かけます。

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