子育て情報『卵焼きが劇的変化!ふっくらジューシー高級感さえ漂う秘訣』

卵焼きが劇的変化!ふっくらジューシー高級感さえ漂う秘訣

熱くなりすぎていると、「ジューッ」と大きな音がして線がきれいに描けません。そんな時は濡れ布巾の上に置いたり、火から離して少し冷まします。
卵液を流し込んだあとは、卵をひと巻きするごとに、油を卵の手前と奥にしっかりとひきます。はじめてその手さばきを見た時には、「えー、そんなに油使うの?」という感覚でした。
でもできあったのを食べてみたら、全然油っこい感じはしません。油がしっかりと卵焼き器になじんでいくため、べたついた口当たりにはならないのです。
そして食材(卵)を常温にしておくのも意外に大事!冷蔵庫から出したばかりの冷たい卵だと、せっかく適温になった鍋の温度を急激にさげてしまい、それがこびりつきにつながるからです。

いざ、家で練習を重ねた結果は

講座参加を機にわが家も新しく銅の卵焼き器を導入!さっそく家でも作ってみました。

最初のころは、プロがやっていたのをマネて格好よく作ってみたくて、菜箸で何度かやってみたのですが、どうしてもうまくいかない!
箸でさわっているうちに、固まってきた卵がこわれてしまい、その形を整えようとしているうちにだしがしみ出てきて焦げついてしまうのです。
講習の時に、「へらを使ってもいいですよ」と言われたことを思い出し、菜箸でがんばるのは断念。へらを使えばそれなりに形になるようになっていきました。

卵焼きが劇的変化!ふっくらジューシー高級感さえ漂う秘訣

だしの量を変えていくつか作ってみました。私にはだしがこぼれ出るほどのだし巻きはまだ難しい…

【お弁当用にはひと工夫】
おいしいだし巻き卵、できあがってしばらくするとお皿にもジューシーなだしがしみ出てきます。そうなると、お弁当に入れるにはちょっと…。そこでひと工夫!卵液をつくるときに、卵とだしにプラスして、ほんの少しの片栗粉を溶いて入れておくと、ふっくらジューシー、だけど“もれない”卵焼きができます!
【お手入れは意外と簡単!】
はじめてつかう時だけは、油ならしと言って、たっぷりの油を入れて火にかけます。
日々の使用は、うっすら煙がでるくらい、最初にしっかり熱して銅そのものにある水分を飛ばします。
そして油をたっぷり入れて熱したら、余分な油を出します。そこだけは毎回ちゃんとしないとうまくいきません。
使い終わったあとは、洗剤を使わずにたわしで洗って自然乾燥するだけ。今回教えていただいたプロの料理人は、「固くしぼった布巾で拭くだけで、洗うのは外側だけ」

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