子育て情報『絵本専門士が伝えたい !10年後に生きる読み聞かせの力』

絵本専門士が伝えたい !10年後に生きる読み聞かせの力

を、入眠の習慣に
「おやすみ、ぼくのあしさん」。足、膝、おなか、おしり…と、オランウータンの男の子が体のあちこちにおやすみを伝えていきます。
子どもの体を優しくなでながら読むと、より温かい安心感に包まれます。

【年中】おやすみなさい
ねむい ねむい ちいさな ライオン
作:マーガレット・ワイズ・ブラウン写真:イーラ訳:ふしみみさを(徳間書店)

絵本専門士が伝えたい !10年後に生きる読み聞かせの力


ライオンのかわいいあくびをまねっこ
冒険に出かけたライオンの子ども。でもだんだん眠たくなってきて…。「フワーン、フワワーーン、ワーーーン」と愛らしいあくびをまねすると、一緒に眠たくなってきます。
モノクロ写真も寝入る前の静かな時間にぴったり。
【年長】おやすみなさい
ぼくのふとんはうみでできている
作・絵:ミロコマチコ(あかね書房)

絵本専門士が伝えたい !10年後に生きる読み聞かせの力


もしもこのふとんが〇〇だったら…
海のふとん、猫のふとん、パンのふとん…。いろいろなふとんが出てくる不思議な夢と、幸せな目覚めが繰り返す物語。
「〇〇ちゃんならどんなふとんがいい?」と声を掛け、眠る時間を楽しみに過ごしてくださいね。

あんふぁん読者の読み聞かせのお悩み Q&A
絵本専門士が伝えたい !10年後に生きる読み聞かせの力


Q. 読み聞かせは何歳までするべき?
A. 幼児期の子どもは「声の文化」に生きています。言葉を声で聞き絵をじっくり見ることで、想像力を膨らませているのです。
自分の目で文字を追うのではその経験は得られません。平仮名が読めるようになっても求められる限りは続けてほしいですね。

Q. 図鑑にしか興味がないのですが…
A. 図鑑に興味を持てるのは、ストーリーがないにも関わらず想像力を働かせている証拠です。

図鑑に出てきた動物や乗り物が登場する物語を選ぶのも良いですが、お話に興味を持つかどうかはその子によってまちまち。
子どもの個性と受け止め、まずは一緒に楽しんで。

Q. 質問でさえぎられて読み聞かせが進みません
A. 「この先に答えが出てくるかもよ?」などの声かけで、次のページをめくりたくさせるのもひとつの手。
ただ、最後まで読み終えることが読み聞かせの目的ではありません。質問ばかりで1ページしか進まない日があっても大丈夫。
親子の会話を楽しんでくださいね。

Q. 読み聞かせ中なのに別の遊びを始めます
A. 実は「背中で聞いている」場合があるので「本に興味がないんだ」と諦めず、ママが最後まで楽しく読む姿を見せてみては。
加えて、離れた先でどんな遊びをしているかに注目を。
電車ごっこをしていたら次回は電車のお話を読むなど、絵本選びのヒントにして。
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