ただいま中学1年生 第2回 授業ガイダンスなるもの
トップライター:竹内 ナナ
夏休みも終盤ですが、遅ればせながら、中学校での授業ガイダンスのお話をしたいと思います。
小学校では、学級担任にすべての教科を教わりますが、中学生になると、教科ごとに先生が変わりますよね。ハルキ(中1)の話によると、各教科の最初の授業は、「授業ガイダンス」からスタートしたようです。
目標をもって授業に取り組める
中学生になって間もなく、ハルキが通学バッグから取り出したプリントに目が止まり、聞いてみると、
「最初の授業で説明があったよ」
とそのプリントを見せてくれました。
そこには、「英語の授業ガイダンス」というタイトルがあり、教科担任の先生からどんなふうに授業を受ければよいのか、説明があったそうです。
ここに、その内容を再現します。
英語の授業ガイダンス
1.はじめに
いよいよ英語の授業が始まります。
英語は、映画・音楽・駅などの公共施設など生活の身近なところにあふれています。まだ、日常で英語を使うことは少ないかもしれませんが、これからの英語の授業では、「聞く」「話す」「読む」「書く」ことを少しずつ身につけていきましょう。もちろん授業以外でもどんどん英語を使って、コミュニケーションを楽しんでください。
2.期待する生徒像
・授業にまじめに取り組む生徒
・積極的にコミュニケーション活動に参加する生徒
・粘り強くあきらめない生徒
3.持ち物
・教科書
・ノート(英語用の4本線が入っているもの)
・ワークブック
・ファイル
4.授業での約束
・チャイムを守る。
・切り替えをしっかりする。
・忘れ物をしない。
・積極的に参加する。
・ノートをしっかりとる。
・提出物の期限を守る。
5.テストについて
1年間に4回の定期テストがあります。
前期中間テスト(6月)
期末テスト(9月)
後期中間テスト(12月)
期末テスト(2月)
6.評価について
授業中の活動や定期テスト、スピーチ活動、会話テストなどを通して、以下の4つの観点から評価をしていきます。
①関心・意欲・態度…コミュニケーションに関心を持ち、積極的にコミュニケーション活動や授業に取り組んでいるか。
②表現…英語を用いて、自分の考えや気持ちなど伝えたいことを話したり、書いたりして表現できるか。
③理解…英語を聞いたり、読んだりして、話し手や書き手の伝えたい内容を理解できるか。
④知識・言語…英語の学習を通して、言語やその使い方についての知識を身につけ、その背景にある文化などを理解しているか。