中学生のスマホデビュー・リアルタイムレポート 笑顔を大切に! 稲城子どもミュージカル『魔女バンバ』
「祭りの夜によそ者が来ると、村に不幸なことがおこる」 という言い伝えを信じる子どもたちが、村に引っ越してきたばかりの姉弟を仲間外れにしようとしていたため、バンバは悪の道へといざなおうとします。
そんなとき、「思いやりで人の傷が癒される」こと、「笑顔が人の心に明かりをともす」ことを子どもたちに説く天使が現れます。
天使から「小さな光でも勇気になる」ことを教わった子どもたちは、輝かしい笑顔をバンバに見せることで、魔女バンバを退治するのです。
笑顔が希望を生むことを説く天使は、闇の世界へ子どもを連れ去ろうとする魔女バンバと対決
ステージ上に立っている出演者はプロの指導を受けたとはいえ、保育園児から高校生までの子どものみ。公演に向けてレッスンを積み重ねることで培った演技力は、プロの役者顔負けです。ラストのカーテンコールでは、名演を見せてくれた出演者に大きな拍手と大歓声が送られました。
児童劇団「大きな夢」は全国26カ所で活動を展開
気づけば終演後、わたしたち親子は「♪さあいっしょに笑いましょう笑えば心が明るくなる笑えば希望が生まれてくる」という『魔女バンバ』のメインテーマを口ずさんでいました。
「人を信じられなくなると、誰かのせいにしてしまう」こと、「不安や恐怖、憎しみがあるとあかりが見えなくなる」こと、「うれしくなって笑いたくなれば希望が生まれる」こと。歌と踊りを織り交ぜながら訴えられたこれらのメッセージは、ダイレクトに私たちに伝わっていたのです。
来年、〝稲城子どもミュージカル〟がどんな舞台をくり広げるのか、今から娘と楽しみにしています。
なお、児童劇団「大きな夢」は、首都圏を中心に札幌、長野県、福岡など、全国26カ所で活動を展開しています。今年12月には各地域の精鋭が集まって『しあわせの青い鳥』が大田区民プラザ(東京都)で上演されることが決まっているそうです。自分と同じくらいの子どもたちが、いきいきと演じている姿を見るのは、娘にも良い刺激になったようです。みなさんもお近くで公演がある際には、ぜひお子さんと観に行ってみてください。
問い合わせ
稲城子どもミュージカル
e-mail: info@inagikm.com
ホームページ:http://inagikm.com
児童劇団大きな夢
e-mail : info@gekidan-bdp.jp
ホームページ:http://ookinayume.jp
中森かなめ(なかもりかなめ)