2018年4月23日 11:54
親子にとっての試練!「慣らし保育」で新しい環境に慣れるポイント
市区町村でも、慣らし保育への理解を促すための取り組みを実施しているところが増えています。
実施するためには弊害もありますが、新しい環境に無理なく慣れるためには時間が必要です。特に低年齢の子どもにとって急激な環境の変化は情緒不安定を引き起こし、泣き続けたりご飯を食べなかったりと過度なストレスを伴うこととなります。
慣らし保育を行う際のポイント
・1週間ほどかけて徐々に時間を延ばしていくことが望ましい
・慣らし保育をどう進めるかは、保育園と相談して決める
・保育園の送迎時や連絡帳などを活用し、保育士らに子どもの性格や好きな遊びなどを積極的に伝える
・甘え泣きのような泣き方をしている時は、保育士に任せて潔く退室する
・お見送りの時に、バイバイやハイタッチなど、気持ちを切り替えることのできるサインを習慣化する
親にとっても子どもを預けて働くことは、不安な部分があります。さらに仕事の都合などで焦る気持ちもあるでしょう。しかし親の不安な気持ちを子どもは敏感に感じ取ります。可能であれば慣らし保育を取り入れ、スケジュールに余裕を持たせ、焦ったり不安な様子を見せたりせずにどっしりと構えましょう。
親が心配するよりも子どもは早く新しい環境に順応するものです。
慣れやすい環境を作ってあげたら、後は過度に心配をせずにしっかりと子どもと向き合ってあげましょう。
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