子育て情報『アスペルガー症候群(AS)の原因は?遺伝する確率はあるの?』

2018年10月5日 19:30

アスペルガー症候群(AS)の原因は?遺伝する確率はあるの?

また、両親ともに定型発達の場合でも、アスペルガー症候群の子どもが生まれる場合もあるのです。

一方で双生児間や家族間研究も進み、遺伝子が近いほど、自閉症スペクトラム障害が発現しやすいという報告もあります。あくまで可能性として考えられている段階ですが、家系としていくつかの関連遺伝子を体質として持っている場合に加え、家族で何らかの環境要因の条件が近いことが重なってその傾向を生むからではないかと推測されています。

http://www.amazon.co.jp/dp/4772611444
参考書籍:飯田順三/編・著『アスペルガー症候群の子どもたち』(合同出版,2014)


アスペルガー症候群を検査する方法はあるの?

アスペルガー症候群は先天性の発達障害ですが、出生前に検査する方法は現在ありません。また、血液検査や病理検査といった検査からでも判別はできず、出生後すぐの診察や検査では診断することができません。

成長に従い、アスペルガー症候群によくみられる性質や特性が顕著に現れると、子の成長に親が疑問を持ったり、気になる点が出てきて専門機関に相談し気づくケースが多いです。医療機関では、問診や心理検査など様々な情報を総合してアスペルガー症候群と診断を受けます。

アスペルガー症候群は知的な発達の遅れが見られない障害です。また、一人ひとりの特性は程度の違いもあり、軽度の場合やトラブルにならない場合は単に「個性」として受け取られることも少なくありません。そのため大人になっても自分の障害に気づかない人もいます。こういった状況が、アスペルガー症候群が気がつきにくく、診断も難しい障害とされているゆえんです。


アスペルガー症候群の治療法はあるの?

アスペルガー症候群の根本的な原因をなくす治療法や、画期的な治療薬はありません。

ですが、個々にあった環境や工夫の中で療育や支援を受けることで、より生きやすい生活を送ることが可能です。現在、心理療法やアスペルガー症候群のある人に並存しやすい易刺激性への薬物治療のほか、療育的アプローチ、保護者や周りの人が接する方法を学ぶペアレントトレーニング、過ごしやすい環境を整える環境調整などが一般的によく用いられます。

信頼できる医療機関や専門家とつながり、早期にサポートを行うことが重要です。


今、困っていることの原因にも目を向けることが重要

明確な原因が解明されていませんが、現在様々なデータに基づく実験や検証がされています。

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