娘の不登校で疲れ切っていた私の居場所、「親の会」とは?
この3つでした。
順番に自己紹介を兼ねて自分の子どもの近況や、このごろ悩んでいることなどを話していきます。
子どもの学年ではうちが1番下で、中学、高校、高校をやめて引きこもっている子どもなどの話も次々と出てきました。
基本的にみんな聞き入る姿勢ですが、アドバイザーの先生から「学校の反応はどう?」など質問やアドバイスをもらうこともでき、「わかる!うちもそうだったよ」、「すごい、頑張ったんだね」という温かい反応ばかり。
そして自分の番になったとき、「ああ、こんなに無条件に私の話を受け入れてくれる場は初めてだ」と感じました。
長い話になってしまったのに、みんな熱心に聞き入ってくれて、涙ぐんでくれる人までいて嬉しかったのを覚えています。
「こんなに仲間がいたんだ。私はひとりじゃなかったんだ。」と思った瞬間でした。
講演会やイベントなど、大人も子どもも交流できる場がたくさん
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28057000011
大人たちの交流会の間、子どもたちの交流会もあります。
別室で集まってみんなでお菓子を食べたり好きな漫画の話をしたりと、見守りの先生がいる中で楽しそうに過ごしています。
また、交流会では講師を招いて講演を開くこともあります。
不登校の相談にのっている先生や、ご自身が不登校で今も仕事で壁にあたりながら頑張っている当事者、私たちと同じ親の体験談などいろいろな話を聞くことができます。
私が参加している会は全国規模なので、都道府県単位の集まりのときには大学の先生などの講演もあります。
飲み会やお茶会などもよく開かれていて、「同じ悩みを共有する仲間同士」みんなで気楽によく喋り大いに発散しています。
http://zenkokuren.jp/
登校拒否・不登校問題全国連絡会
親の変化は子どもの変化につながっている
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これまで参加してきて、先輩の保護者からよく耳にしたことは、
「子どもではなく『親が』変わった」
「子どもと話が通じるようになった」
「家の中の緊張感がなくなってきた」
ということです。
他の参加者と情報交換し、自分の気持ちも受け止めてもらえると親もどんどん変わるようです。