発達検査の結果に驚き!「子どもは親に似てるはず」と思い込んでいた…
ですから、「息子も当然同じだろう」と思い込んでいたのです。
たくさんの情報からも刷り込まれていった、思い込み
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また、「ワーキングメモリが弱い」というのは、「発達障害児とは一般的に、ワーキングメモリが弱いものだ」という思い込みがありました。
発達障害児への、支援に関する本を読んでいると、必ずといって良いほど「ワーキングメモリの弱さを補うための支援」という項目が、出てくるからです。
また、「発達障害児には、数学が得意な子どもが多い」「理系には発達障害の人が多い」というような、インターネット上の情報にも、惑わされていました。
息子が「言葉の力が弱い」「国語ができない」という風に思い込んだのは、これが原因だったのです。
親の思い込みを払しょくできるのが、発達検査。客観的に子どもを分析するツールとしても
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発達検査というと、数値のアップダウンに翻弄されてしまう、親御さんも多いと思います。
現に私も、WISC検査の結果をもらったとき、「全検査IQ」と呼ばれる、総合的なIQ値しか見ていませんでした。でも実は、全検査IQはそれほど大事なことではありません。
発達検査の項目ごとの数値を見てみると、その子の得意と苦手が見えてきます。それに応じて、適切な支援の仕方を、考えていくことができます。
親は、子どものことをよく見ているようで、実は「一般的な発達障害児の特性」や「自分や配偶者の特性」に判断を引きずられていることがあります。でも、発達検査の結果を見ることで、より客観的に、子どものことを分析できるようになります。
つまり、発達検査というのは、子どもを分析するだけでなく、子どもが過ごしやすい環境を、調整するという目的でも、とても大切なものだと言えるのではないでしょうか。
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