アスペルガーの私は、ときどき自分の感情がわからなくなる。なぜ?
発達障害の特性に由来する生活上の困難は、工夫次第でカバーできるものがいろいろあります。
例えば、短期記憶力が弱い場合はメモを習慣付ける、急な予定変更が苦手な場合は、「急な予定変更があるかもしれない」ということも予定に入れておく等です。
実際、そうすることで、自分が発達障害と共に生きることを受け入れてきたつもりでいたのです。
ところが、今回のケースはどうでしょう。
「感情をその場で理解できないことがある」という、自分の特性そのものを否定し、「どうにかして、感情をその場で認識できるようになりたい!」と、矯正しようとしているではありませんか!
今まで上手くいっていただけに、どこかで「工夫さえすれば、どうにかなるものだ」というおごりが、私の中にあったのでしょう。
それは自分を否定することと変わらないというのに…。
そのままでいいこともある、上手く付き合えばいい
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11071001303
「発達障害だから、定型発達の人たちと同じことをするなんて無理!」と、何もかも投げ出す必要はないと、私は思っています。
とはいえ、特性そのものはどうにもなりません。
今回は、そこを見誤ってしまったことで、いらぬ悩みを抱えてしまったようです。
「特性も含めて自分なんだな」と認めて受け入れ、工夫またはケアをすることが、自分にとって得策なのだな、と感じた次第です。
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