2017年1月4日 11:00
発達障害の娘にひらがなの書き方を教えたい!我が家がまず始めたのは…
就学準備の1つ、ひらがなの練習。読む練習はしていたけれど、いざ書くとなると…
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11044012409
お子さんに文字の読み書きを習得してほしいとき、最初に何から教えればいいのか悩みますよね…。
今回は、我が家で取り組んでいた方法をご紹介したいと思います。
当時、私は年長の広汎性発達障害の娘に平仮名を覚えさせていましたが、書き方はまだ教えていませんでした。
地域の小学校への就学を意識していましたので、それまでに平仮名は書けるようにしたかったのです。
しかしこのときの娘は、平仮名はおろか直線でさえもまともに書けなかったので、どのようにして教えようかと悩みました。
そこで思いついたのが、なぞりがきでした。
私はワンコインショップで売っていたひらがなのドリルを用意しました。
ドリルは直に書き込むと1回でお終いなので、半紙のような薄い紙をドリルの上に敷き、何回もなぞって練習させてみました。
しかし、これでできれば何も苦労はしません。
娘はなんとかなぞることができましたが、はみ出ることも多く、まだまだ難しそうでした。
なぞり書きの取り組みで見えてきた娘の弱点。さて、どうする?
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11044009805
なぞりがきの様子を見ていると、娘はどうやら平仮名の構成に曲線を含んでいるものが苦手のようでした。
このため、我が家では50音でも名前でもなくなるべく直線だけで書ける文字から教えることにしました。
「く」「け」「こ」「た」「に」「へ」などです。
これらの文字を、今度はドリルを手本にしながら紙に書き写すことにしました。
でも、もちろん最初は文字にならないので、手を添えて一緒に書いていました。
このときは文字の形が整うこと(文字として読めるようにすること)をなによりも優先していました。文字を枠の中におさめることは気にせず思い切り書けるよう、紙は白紙であれば不要なコピー用紙の裏やチラシの裏などなんでも使っていました。字の大きさをそろえて書くのは、小学校に行ってからでも遅くはないと私は思います。
なんとなく文字の形に近くなってきたら、1人で書かせることにしました。