子育て情報『45歳。障害者として生きていくと決めた私を待ちうけていたのは…』

2017年1月20日 11:00

45歳。障害者として生きていくと決めた私を待ちうけていたのは…

私は最初に社会保険事務所に行ったときに「これはダメだ…」と思い、手続きを社労士さんに依頼したので、まだ苦労はしていないのかもしれませんが、昨年の5月に依頼し、度重なる打ち合わせを繰り返したものの、未だ受給の目途はついていません。

ちょっと心が折れそうです。


7ヶ月続いた、"障害者になる"ための手続き。その結果…

45歳。障害者として生きていくと決めた私を待ちうけていたのは…の画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10387003129

こうして、障害者として生きていくための手続きに奔走した生活が、7ヶ月程続いたあたりから、日常的に微熱が出るようになり体が動かず、寝てばかりの日々が続くようになりました。

頭痛・吐き気といった、私がストレスを受けると現れる症状も頻繁に出てきました。今振り返ると、あのときの状態は鬱そのものだったような気がします。

薦められた発達障害専門の就労移行事業所も、「行かなくては」とは思うのですが、「本当は行きたくない」「もうイヤ」という気持ちがあり、結局体調不良ということで1度も正式には通うことはありませんでした。


「就労移行の話は白紙に戻したので、ゆっくりしてください」と支援者に言われてから、だんだんと体調も気持も立ち直っていったような気がします。


初めて自分の発達障害と向き合ってみて、わかったこと

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支援を受けるようになってから、私は自分の発達障害特性が強くなったような気がしていました。だけどそれは、初めて「発達障害である自分」としっかり向き合ったからではないかと思います。

先にご紹介した障害福祉サービスを受けるための聞き取り調査や、障害者職業センターでカウンセラーと振り返った自分の特性のまとめ、そして自分への理解を深めるために発達障害について学習したこと、そうしたことが重なって「これも自分の発達特性だったんだ」と意識するようになったのだと思います。

診断がつく前は、無意識に「人並みに頑張ろう」と無理を重ねて頑張り、結局空回りしていたような気がするのです。
そして、「どうして私はいつも上手くいかないのだろう…」と悩み続けていたのですね。

"障害者になる"ための作業を進めるにあたって、辛いこともいっぱいありましたが、自分はどれくらいのことなら無理なくできるのか、休んだ方がいいという心や体のサインにも気づくことができました。

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