2017年3月27日 14:00
[第3回]「心は今でも不登校」そんな僕だからこそ伝えたい
自分の弱いところを隠さずに、他人に見せていけばいい。
そんな思いを、今たくさんの人たちに伝えている。
「かわいそう」と言われた人にしか言えないことがある
うまく言えないけど、自殺をするような人って、ある意味勢いがあるのかなって、思う。
僕も、自殺を図った日の朝、起きてすぐに「あ、今日死ぬ日や」と思い立った。深く考えることなく「あ、今日でぼくは終わる」って。
だけどそこで死ななかったから、母親が止めてくれたから、ここにいる。
死なずに生きていたから、不登校だった時間も、振り返れば「大切な時間」に変わっていく。
僕の心の中は、今でも不登校の頃のままかなって思う時もある。
不登校の僕は、周りから「かわいそう」って思われていた。でも、「かわいそう」って思われた経験が、今の活動に活きているんだと思う。
「かわいそう」と言われた人にしかわからないこと、言えないことがある。だからこそ、今死のうと思っている人に、一秒でも長く生きてほしいと思う。辛い気持ちのまま人生を終わってほしくない。その一秒後に出会えるかもしれない喜びを信じて。その気持ちがあるから、みんなの前に立つことができる。
僕はこれからも、この活動を続けていく。
あのときの僕のように、苦しい想いをしている人、自ら死のうとする人が、一人でも少なくなることを願って。
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