2017年3月23日 11:00
発達障害児の受け入れに特化した通信制サポート校、大阪に誕生!その魅力的なシステムとは
学力面だけでなく生活支援もあわせたサポートを目的として動いてくれるので、思春期特有の問題があったとしてもすぐに相談できるところが魅力的です。
気になる卒業後の進路もしっかりとバックアップする体制をつくっています。
大学や専門学校への進学支援はもちろんのこと、就労の際は連携先の企業とのインターンシップ制度を用意していたり就労継続支援へつなぐこともできるようになっているのです。
http://www.at-mhk.jp/lp05/index.html
明蓬館高等学校品川・御殿山SNEC(スペシャルニーズ・エデュケーションセンター)
学院長にインタビューしました
学校を運営するのは法人事業で福祉に15年携わってきた真田明子学院長。
今回、発達障害に特化した通信制サポート校を開設するに至った経緯について、発達ナビ編集部がインタビューを行いました。
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―なぜ「しんあい高等学院」を設立しようとお考えになったのでしょうか?
真田明子さん(以下、真田さん):わたしたちは15年間、福祉事業に携わってきました。
2006年からは児童デイサービスを開始し発達障害のお子様や親御様と接する機会が増える中で、高校以降の進路があまり用意されてない現状に気付いたんです。
そんなとき、明蓬館高等学校のSNECを知り、ぜひ関西でも同じような高校が作れないかと思いたちました。
―これまで関西にはSNECのような発達障害のお子さんをサポートするような高校はなかったのですか?
真田さん:実は、関西は全国で比べても通信制高校が多い地域なんです。
発達障害や不登校のお子様は自然と通信制高校に進学する流れができていたので問題があまり表面化しなかったんですね。
ですがその裏で、進学後に最後まで通えずまた不登校になってしまったというケースも、多く発生していたのです。その大きな要因は、お子様の障害ケースに合わせられる専門家がおらず、適切なサポートを受けられなかったからではないかと推測しています。
―だから、SNECサポートシステムの通信制サポート校の設立が必要だったんですね。
真田さん:そうですね。
しんあい高等学院には、臨床心理士や社会福祉士などの専門資格を保有した職員を常に配置しています。
教育面だけでなく生活面のサポートも行っており、お子様が困っていればすぐにこちらからフォローを入れられるようにしています。