子育て情報『支援疲れで救急搬送!?それほどまでに自分を追いつめていたのは…』

2017年4月27日 14:00

支援疲れで救急搬送!?それほどまでに自分を追いつめていたのは…

仕事が忙しかったですか?それとも何か心配事があるんじゃないですか?」

このお医者さんの一言に、私はあっけにとられてしまいました。それと同時に、あんなに苦しかった呼吸が少しずつ落ち着いていくのを感じました。


自分を追い詰めていたのは、自分だった…。

支援疲れで救急搬送!?それほどまでに自分を追いつめていたのは…の画像

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お医者さんは保険証を探すために私の鞄の中を見たのだそうです。そこには、発達障害についての専門書がたくさん入っていました。その時の私は医療関係者が読むような本を必死に読んでは、一人で黙々と息子の支援について考え続けていたのでした。

「お仕事は医療関係なんですか?」と聞かれ、私は「いえ…息子が発達障害なので…」と答えながら、思わず赤面してしまいました。


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お医者さんは「頑張り過ぎて、疲れてたんですね。真面目な方なんですね。」と優しく笑ってくださいましたが、私は恥ずかしさでいっぱいでした。

頑張り方のベクトルが、ちょっとズレていたかもしれない…。自分で自分をどんどん追い込んで、こんな風に倒れてしまった…。私は本当に反省しきりでした。


教訓:一人で思いつめ過ぎない!

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11044033366

この日の出来事を通して決意したこと、それは「一人で思いつめ過ぎない」ということです。私は息子のことを全部一人で抱え込み、医療関係者が読むような専門書にまで手を出して、あれやこれやと考え続けていました。さらに時間があれば息子の教材を手作りし、学校の先生方には「あのお母さんはしっかりしているから大丈夫」と言われるほどになっていました。
学校の先生方に迷惑をかけてはならない、私が頑張らなければ…そんな思いでがんじがらめになっていたのです。

そして、そんな私にお医者さんはこう言ったのです。

「あなたを病気にしているのは、あなた自身なんだよ。」

私は医者でもなければ学校の先生でもないのです。その役割までも、全て自分で背負い込もうとした結果、私は倒れたのだと思います。自分が専門家になろうとしても、そんな簡単になれるものではありません。今になって思えば、上手に専門家に頼りながら、自分を休ませてあげるべきだったと思います。

これ以降、「息子のことを考えない時間」を少しでも増やすよう、息子と離れる時間を意識的に取るようにしました。

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