子育て情報『発達性協調運動障害の息子の「テレビ体操」奮闘記!母と一緒に見つけた攻略法は…』

2017年5月10日 11:00

発達性協調運動障害の息子の「テレビ体操」奮闘記!母と一緒に見つけた攻略法は…


発達性協調運動障害の息子は体を動かすことが苦手で…

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=29957000091

発達性協調運動障害の診断が下りている息子は、何をするにも不器用で時間がかかります。それは幼い頃からのことで、ご飯を食べていてもすぐにスプーンを落としてしまったり、少し歩けば物や壁にぶつかったりしていました。

そんな息子も、体操教室に通って「前転」「逆上がり」など手順の決まった動きはできるようになりましたが、日常生活ではまだまだ困難がたくさん。そんな息子とテレビ体操に取り組んでみた時のことです。

一緒に体操をしながら息子を見ていると、身体の動かし方がぎこちなくて、とても同じ体操をしているようには見えません。はたから見ると、ゆらゆらと身体を動かしているような状態に見えたのです。


どうしてできないんだろう。気づかなかった盲点とは…

発達障害についての知識がない頃だったら、

「ふざけてないで真面目にやりなさい!」「ちゃんとやらないのなら、もうやめるよ!?」

そんな風に声を荒らげてしまったかも知れないな、と思いながら息子を観察していました。


そして、あれこれアドバイスをしながら毎日体操を繰り返すうちに、問題点は意識していても指と腕をまっすぐに伸ばすことができない点だということに気がついたのです。

本人は精一杯腕を伸ばしているつもりなのですが、指は丸まり、肘は曲がった状態で身体を動かしているので、体操というよりはくねくねと体を揺らしているだけのように見えていたのです。

そういえば体操教室でも、跳び箱に手をつく時に指が曲がっているのできちんと体重を支えられていないと指摘され、「指を全部ペタンと跳び箱につけるんだよ」と声をかけてはいました。しかし、まさか本人が伸ばしていると思っていも、指は曲がっていたとは気づきませんでした。

どうしてこんな大切なことを見落としていたんだろう。「指を伸ばして」と言われれば普通は伸ばせるだろうという私の思い込みが息子の成長を妨げていたかも知れない。後悔の念が押し寄せて来てすごく落ち込んだ気持ちになりました。でも、落ち込むだけ落ち込んだら後は前進あるのみ!前に進むしかないのです。



まずは体の状態を認識していくことからスタート!

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まずは「指を伸ばす」

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