2017年5月10日 11:00
発達性協調運動障害の息子の「テレビ体操」奮闘記!母と一緒に見つけた攻略法は…
しかし、指を伸ばす練習をしたおかげで、左手をL字型にしてしっかりと紙を抑えられるようになり、少し文字が書きやすくなったのです。また消しゴムをかけるのも苦手でしたが、紙を抑えられるようになったことで、以前より消すのが上手になってきました。
ついつい粗大運動と微細運動をわけて考えがちですが、身体はすべて繋がっています。一つの動作をマスターすることで、生活のあちこちに潜んでいる不自由さが少しずつ解消されていくかも知れない!と、とても嬉しくなりました。
まだ息子はテレビ体操を満足に行うことができません。指を伸ばせるようになり、腕を伸ばせるようになった後には、膝の曲げ方、かかとの上げ方、重心の移動などなど、課題は山積みです。
でも、「あれができなくて困ったな」「こんな風で困ったな」と感じた時は、漠然とした問題点が具体的に見えた瞬間であり、前進する絶好の機会でもあります。
毎日みんなで体操を続けて一つずつ問題点を洗い出し、一緒に体の動かし方を学んでいけば、いつかは伸び伸びと体操ができる日が来るような気がします。
お子様が不器用で困っていらっしゃるお家でも、取り入れてみませんか?
真面目にやれば翌日は筋肉痛になってしまうので親御さんにとってもよい運動にもなると思いますし、お子様が体のどの部分を動かすのが苦手なのか、少しずつ見えてくるかも知れませんよ。
https://pid.nhk.or.jp/event/taisou/taisou.html#section1
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