子育て情報『全国の発達障害当事者会が一堂に会する日本初のフォーラム!〜発達障害当事者会フォーラム2017〜』

2017年8月15日 19:00

全国の発達障害当事者会が一堂に会する日本初のフォーラム!〜発達障害当事者会フォーラム2017〜

大きな課題は、利用者間の人間関係と運営に関わる資金だと回答したセンターが多く、また参加者には偏りがあることも分かりました。

30代〜40代の男性の参加が多いという結果は、子供の頃には発達障害が知られておらず、働き始めてから特性のせいで孤立してしまうなどの問題が生じることが多いこと、また就労していないことが問題化されやすいのが男性であるということが反映されているようです。

詳しい結果については、下記をご覧ください。

http://neccocafe.com/wp-content/uploads/5d05f0b7e33c5bf076f0cf834d3c48f9.pdf
「発達障害の当事者同士の活動支援のあり方」の調査報告


12の当事者団体が一堂に。それぞれの工夫や課題を共有。

全国の発達障害当事者会が一堂に会する日本初のフォーラム!〜発達障害当事者会フォーラム2017〜の画像

Upload By 秋定美帆

第二部では、12の発達障害当事者会の方々が登壇し、座談会形式のフォーラムが行われました。事前に用意された7つの質問にそれぞれの団体が回答し、それを元に議論が進みました。

「当事者会を運営することで、人生のリカバリーができました」
「症状を苦に生きる目的をなくしてしまう人などを見てきましたが、そのようなことが起こらないように頑張っていきたいです」
など、登壇した方の気持ちのこもった言葉は、そこにいた多くの参加者の胸に響いたようでした。


参加団体は以下の通りです。
・ほんわかカフェ(Neccoカフェ茶話会)
・一般社団法人東京言友会
・発達障害ピアサポートサピア
・千葉県発達障害当事者の会
・DX会
・つむぎ 発達障害当事者会
・東京・多摩「大人の発達障害」当事者会
・NPO法人 日本トゥレット協会
・みどる中高年発達障害当事者会
・アスペ・発達凸凹の集い「優しい時間」
・足利こころのピアサポート「ゆいまーる」
・発達障害当事者協会

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「当事者として発達障害支援センターをどのように捉えているか?」
という質問には、

「当事者会のことを教えてもらえることを期待していたが、当事者会の存在自体を知らないと言われるなど、スタッフによって知識に差がある」
などの問題が提起されました。当事者が必要としている情報と、支援者が必要だろうと思う情報に差異があるとの声も上がりました。

また、何かトラブルがあったときに専門職の方が中に入ることで冷静に対処できるのではないかという観点から「当事者会として発達障害者支援センターと連携したいか」

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