2017年12月13日 11:55
スクールカウンセラーに関するコラムを総まとめ!役割や相談の様子などをご紹介します
スクールカウンセラーとして、医療機関への相談を進めることにしました。
保護者としては、薬の副作用など、心配は尽きないと思います。そんな時、スクールカウンセラーは、子どもの様子の観察や教職員の意見を踏まえたうえで、薬物療法の役割や、代替案の有無を説明し、信頼のおける専門医選びをするなど、丁寧なコミュニケーションをしてくれることが期待できます。日ごろの心配などの親の不安を受け止め、寄り添ってくれる存在になることでしょう。
スクールカウンセラーのこのような丁寧なコミュニケーションこそが、問題を解決に導いてくれるのです。
スクールカウンセラーに相談するには?上手く活用するポイントって?
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10161018209
池田先生はスクールカウンセラーの活用をこうすすめています。
”国の予算の関係でスクールカウンセラーが学校にいるのは月に2回程度、学校によっては月に1回のところもあります。相談は無料です。
日数は少ないですが、折角ですから毎回利用したほうがお得ですよね。”
以下の記事では、予約方法や活用のポイントについてもわかりやすく紹介しています。
スクールカウンセラーは常駐しているわけではないため、予約が必要な場合がほとんどです。余裕をもって相談に行けるよう予約できるといいでしょう。また、当日までに、メモなどの準備をしていくと、聞きたいことに漏れがなく、スムーズに相談できます。準備については以下の記事をご参照ください。
まとめ
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10230001574
スクールカウンセラーは、心理の専門家であり、子ども・保護者・教員の困りごとの把握や相談を主に行っています。そして、その上で、第三者的立場からの子ども・保護者・教員に対するアプローチをし、困りごとや問題を解決することができます。
教育現場では、近年、発達障害児の概念が生まれた結果、個別の支援が叫ばれるようになりました。そのため、子ども一人ひとりの異なる個性に合わせた教育を可能とするために必要な配慮や支援をすること(=合理的配慮)が求められています。
スクールカウンセラーは、このような個の特性に応じた教育を可能にするために、重要な役割を担っているといえるでしょう。