2017年12月13日 11:55
スクールカウンセラーに関するコラムを総まとめ!役割や相談の様子などをご紹介します
発達障害や精神疾患についての専門知識が豊富なスクールカウンセラーの関与は、不登校を根本的に解決するために望ましいといえるでしょう。
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発達障害がある子ども、または、グレーゾーンの子どもは、勉強や仕事の理解や進め方、注意の集中や持続の偏り、対人関係でのすれ違いなど、生活に支障が出るような特性や困りごとを抱えていることが多くあります。
発達障害の特性があることに気づかなかったり、気づいていても適切なサポートを受けられなかったりすると、周囲に理解されず怒られたり非難を受けたりするなど、失敗体験を積み重ねてしまいます。
その結果、本人の自尊心や、やる気が失われてしまい、それが二次障害につながることがあります。
スクールカウンセラーへの相談をきっかけに、相談センター(保健センター、子育て支援センターや児童発達支援事業所)や医療機関のような専門機関とつながるケースもあります。これらの連携の下に、家族や学校が適切な対処をすることによって、上記のような困難を解消することが可能となります。
何らかの心の問題を抱えている子どもは、その原因が家庭にある場合があります。
家庭での問題についても、スクールカウンセラーに相談をすることができます。
この場合、子ども自身が相談することができるほか、保護者が相談に行くこともできます。
誰がスクールカウンセラーに相談できるの?
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就学期のお子さんを育てている、悩める保護者の方には、「スクールカウンセリング」は、子どもだけが相談に行く所だとか、少し敷居が高い、というイメージがあるかもしれません。以下のコラムを書いた、発達ナビライターで漫画家のかなしろにゃんこ。さんもそんな風に感じていました。
しかし、スクールカウンセラーによるカウンセリングの対象者には、子ども(児童・生徒)だけでなく、保護者や教職員も含まれます。
もちろん、保護者ひとりだけで利用することもできますが、それだけでなく、子ども・保護者・教職員の三者間を取り持つ役割を担っています。例えば、保護者の相談をきっかけとして、スクールカウンセラーが、教職員へ児童・生徒に関するアドバイスを行うことがあげられます。