2018年9月12日 14:00
【発達障害 子育て】「できない」不安ばかりだった育児、いちばん成長を感じた涙の運動会のこと
あの頃の娘は、目の前にはもういません。他の競技でも娘は、一人で動いていました。
少し離れたところから見た娘は、とても大きくたくましく見えました。
演技終了後、先生に話を聞くと、「練習のときは補助が付いていたのですが、補助が全然必要なく、しっかりしていたので、本番は補助なしにしました!」と言われ、先生からも信用してもらえたことに、さらに成長を感じました。
「娘には無理」と思う日もあったけど
年少さんの頃、できるわけがないと思った『組体操』でしたが、2年後、娘は、突然のアクシデントあっても、肩を震わせながら…涙を流しながら…演技を最後までやり切りました。
それまでで私が一番、娘の成長を感じた瞬間でした。
痛かっただろうに、やめたかっただろうに…それでも演技を続けた娘の姿を見て、胸が熱くなりました。娘の成長が嬉しくて、涙が出ました。
運動会のことに限らず、幼稚園でのことや、家でのこと…いつになったら会話ができるんだろう…と今までいろんな心配ごとで頭を抱え、「できるわけがない」と思ったこともたくさんありました。しかし、娘は「できるようになった姿」を何度も何度も私に見せてくれました。
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「できないの壁」にぶつかったとき、心を軽くしてくれる合言葉
今現在も、娘には難しい…できない…ということ、たくさんあります。
何度繰り返してもできずに、気持ちが沈んでしまったとき、私はあの日、成長を実感し、嬉しくて泣いた日を思い出すようにしています。
そして、「できるわけがない…」と思ってしまったとき、"今は"とつけ足します。"今すぐ"を期待するのをやめ、今は難しいけど、2年後は?3年後は?と、考えることで、焦りをなくすように心がけています。
「今やっていることは、数年後にきっと生きる」。
それが、娘の子育てと療育の中で、私が学んだことです。
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