2019年4月5日 07:00
ポイントは3つ!自閉症の息子の「できる!」を育んだ練習法
●4週間目
下から4番目までを自分でとめます。
●5週間目
5個のボタン全部を自分でとめます。
もっと小さな子どもの場合、すべり台の練習をする時にもこの方法を試してみたらどうでしょう。子どもがすべり台を怖がっている時、いきなり上まで登らせてしまうとこわくなってしまうかもしれませんから。
●1週間目
親はすべり台の横に立ち、下から3分の1くらいのところに子どもを座らせる。そこから、親が脇を持ってあげてすべらせる。
●2週間目
同じ要領で、今度は下からちょうど半分くらいのところから、親が脇を持ってあげてすべらせる。
●3週間目
同じ要領で、今度は上から、親が脇を持ってあげてすべらせる。
●4週間目
上から親と一緒にすべる。
●5週間目
1人ですべる。
時間がかかってもいい。急がば回れ!
息子がリンゴを切れるようになるのに1か月以上かかりましたが、これだけ時間をかけたからこそできるようになったのだと思います。最初から完璧にやらせようとしすぎてダメ出しをし、親子喧嘩になるということも避けられました。良かった良かった!まさに「急がば回れ」です。
今では、リンゴの皮むきは完全に息子に任せていて、私よりも上手にむけるようになりました。「自分は果物をむける」ということが自信になったようで、柿や梨をむく係も率先してやってくれます。
私も「できてあたり前」だと思わず、「ありがとう、今日もうまくむけているね」の言葉を忘れないようにしています。
「外でもしてほしい!」外食時、子どもに食べさせるのはいつも私⇒人目を気にする夫の言い分とは…!?