2020年4月28日 11:00
在宅ワークの私vsとにかく話したいADHD息子。つい怒っては反省の日々だったけれど…「話しかけルール」を具体的にしたら、意外にもあっさり定着して…!?
とショボンとしてブーブー文句を言いますが、毅然とした態度で接することにしました。私の仕事は絵を描いたりマンガを書いたりすることが8割なので、息子からはただお絵かきしているようにしか見えず、大切な仕事をしているようには見えにくかったと思います。
だからこそ、母が仕事をしている時間をはっきりと伝え、ルールを伝えながらコレはお金をもらう仕事で遊びではない!というパフォーマンスもしっかり見せなければいけないような気がしました。
2時間というルールは息子が話しかけないで一生懸命我慢できる限界の時間です。実際は2時間も難しいのですが、努力目標を設置しました。
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どうしても話しかけたいときは急に長話をするのではなく「今ちょっと話せる?」と相手が自分の話を聞く態勢にあるかを伺う声かけを最初にしよう!というルールも設けました。
ウッカリ屋さんのADHD息子ですから、このルールをスタートしたときはなかなか守れませんでした。作業中の私に話しかけて「仕事中です!」と注意されてから、「あ、そうだった、今話してもいい?」とやり直しをするなんてことがありました。
手伝ってほしいことがある際にも、「仕事が終わるのが6時だから、6時になってから手伝うね」と伝えるようにしました。
過ごし方も見直して、ひとりで静かに楽しめるように
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話しかけてくることが少しずつ減っても、ADHD息子にとって"静かに過ごす"ことはそう簡単ではありません。大きな物音もたてるし、ゲームで失敗するとイライラして暴れたり、暴言を吐いたりします。物音は仕方がないとしても、暴れたり暴言を吐いたりするのは少しは減らせないか...
そこで、「お母さんが仕事をしている間は、ゲームで失敗してもイライラして暴れたり暴言を吐かない」こともルールにしました。
でもこれはなかなかうまくいかず、ルールとして頭に入っていても実際にゲームでイライラすると感情をおさえるのは難しいようでした。そのため、私が仕事をしている間はゲームではなく工作やマンガ本を読むなど、イライラしにくい活動で穏やかに過ごしてもらうようにしました。
こうして『親が家で仕事をしている間の過ごし方ルール』を徹底したことで、日中の仕事が5割程度はかどるようになりました。
お母さんに話しかけてはいけないことを寂しがっていたのはルールをつくってから1週間程度で、ルールが定着してしまえば、寂しがることは少なくなりました。