子育て情報『発達障害の子に本当に必要な支援とは?藁にもすがる思いで皮膚炎治療に散財した経験から』

2020年7月6日 07:00

発達障害の子に本当に必要な支援とは?藁にもすがる思いで皮膚炎治療に散財した経験から

また、“通常学級に行く”ことがそもそもゴールなのかという問いもあります。特別支援学級のほうがその子に合っている可能性もあるでしょう。通常学級に馴染めず特別支援級に通うことになったとき、母親はカウンセラーではなく、「うまくいかなかったのは私のせいだ」とは自らを責めてしまうかもしれません。

「普通」であってほしいと子どもを追い込んでしまったとしても、将来二次障害を起こしてしまっても、カウンセラーを訴えることはないでしょう。多くの保護者は、自分の子育てを反省するだけです。


わが子をそのまま受け入れる

子どもが幼いと見えない将来に不安が募り、「今のうちになんとか親が頑張り、子どもにも努力させれば必ず変わる」と期待するのも無理のないことかもしれません。でも、本当にわが子に必要なものであるか、冷静な姿勢になることが大切だと思います。

保護者が欲しい安心ばかりを追い求めるのではなく、今のわが子をまず受け入れることが大切なのではないかと思います。
そして、わが子をよく見て、子どもが本当に必要とする支援をすることこそが、子どもの心の安定につながり、成長をもたらすと私は思っています。

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