子育て情報『容姿や発達障害、「人と違うこと」への少年の葛藤を描いた映画が公開中。LITALICO研究所所長の出版記念イベントや、寄付本で障害のある人の職場づくりを支援する取り組みも』

2020年7月7日 14:30

容姿や発達障害、「人と違うこと」への少年の葛藤を描いた映画が公開中。LITALICO研究所所長の出版記念イベントや、寄付本で障害のある人の職場づくりを支援する取り組みも


「人と違うこと」に苦しむ子どもを描く、映画『アマノジャク』

容姿や発達障害、「人と違うこと」への少年の葛藤を描いた映画が公開中。LITALICO研究所所長の出版記念イベントや、寄付本で障害のある人の職場づくりを支援する取り組みもの画像

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自らも幼少期から「人と違う容姿」に悩んだ映画監督、岡倉光輝さんが自身の体験談を描いた本作。作中では、「受け口」という自らの顔の特徴に悩む主人公、光の葛藤や周囲になじめない様子が描かれています。また2005年4月の発達障害者支援法の施行前、「発達障害」の周知がない時代が本作の背景となっており、光には隠れた発達障害があります。本作は、そういった「人と違うこと」をテーマに、自らのコンプレックスと向き合う光の葛藤と、周りの子どもの純粋さ・残酷さが描写されています。

本作は出演者の熱演が観客に大きな衝撃を与え、撮影から4年を経て「カナザワ映画祭2017」や「TAMA NEW WAVE」と多くの映画祭で賞を獲得。2018年には「福井駅前短編映画祭2018」で、グランプリを受賞しています。山本楽が2013年の小学4年時に「受け口」の主人公を演じ、悩みを抱える当事者の内面を表現している点も大きな見どころの一つです。


【上映情報】
2020年7月25日~横浜シネマ・ジャック&ベティ(神奈川)
2020年7月4日~シアターセブン(大阪)
などで上映予定

※詳しくは公式ホームページをご覧ください


【イベント】オンライン開催決定!「発達障害のある子どもと周囲との関係性を支援する」出版記念イベント

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本イベントは、2020年7月4日に発売された「発達障害のある子どもと周囲との関係性を支援する~コミュニケーション支援のための6つのポイントと5つのフォーカス~ 」の出版記念イベントです。

書籍はLITALICO研究所 所長でインクルーシブ教育を専門とする野口晃菜さんを始め、応用行動分析や認知行動療法、児童心理、作業療法士、テクノロジー等複数の専門分野から支援に携わる7名の専門家達が執筆に携わり、発達障害のある子どもと周囲の人との間にあるコミュニケーションのズレや障壁を解消するための環境アセスメントの視点や具体的な支援法が紹介されています。
イベントでは、7名の著者のうち4名が登壇し、本書の企画に至った背景や、コミュニケーション支援のポイントについてお話しするとともに、登壇者が参加者からの質疑応答にお答えする時間も設ける予定です。
本イベントはオンラインで開催予定ですので全国どこからでも参加が可能です。

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