2020年9月23日 14:00
宿題をする小4娘が発した「発達障害だから、無理」の一言に腹が立ち...娘にぶつけた私の思いは――【娘と発達障害 前編】
予想外の自分の言動に、自分でパニックになっていました。
親としての切実な思い。
娘は少し黙った後…「わかった」と言いました。
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私は、思ったより自分が強く言っていたように感じ、娘に申し訳なくなりました。
なぜあんな言い方をしてしまったのだろう…
冷静になって、自分の言ったことの真意を考えると…
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私はきっと、娘が言った「発達障害だから、無理」という言葉に、腹が立ったのだとわかりました。
発達障害でも、できないことはないと、娘と共に頑張ってきた日々…
方法を変えてクリアしてきたことを思い出して、
「発達障害だから、無理」という言葉に対して、強く『それは違う!』と思ったのです。
これまでもこれからも私は娘の成長を信じているし、家族はもちろん学校や放課後等デイサービスの先生たち、娘に関わる人たちもたくさん支えてくれる。
周りの力も借りながら、自分の可能性を否定せずに成長していってほしいのです。
話をしてみたものの…
私は、落ち着いた後、娘ともう一度話をすることにしました。
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落ち着いていた分、今度は丁寧に説明できました。
娘は「わかったよ。大丈夫。」と言いました。
その表情は、いつもと変わりませんでしたが、
私は、自分の言葉が娘の価値観や考え方を思わぬ方向に持っていってしまったのではないかと、心配になりました。
私の「諦めないで欲しい」という思いは、娘にとって重くなるのだろうか…
娘に無理はしてほしくないけど、諦めないで欲しいというこの思いは、もしかしたら自分勝手すぎるかもしれない。
そう思うと私は、なんと言葉をかけることが正解だったのか、再び考え込んでしまうのでした。
【続く】
試合があることさえ知らされない息子が情けない。移籍したほうがいいかな問題