2020年10月22日 08:40
「ダメ!」と怒鳴り「恥ずかしい」と凹む。ASD息子のぐずりとキンキン声に、なす術もなかった保育園時代【かんしゃく特集】
投げた後、「なくなっちゃった」と言って涙。何度言っても繰り返すので、パパから厳しく叱られて涙涙。
「大事にしないなら捨てるよ」と言うとうなずくので何度か確認して捨てるフリ(隠しておいて、時間を置いてから返す)。
どうしてお気に入りのおもちゃを投げたり、いらないと言うのかが不思議過ぎて夫婦で???でした。
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もっと話を聞いて待ってあげればよかった
当時は、ミミの癇癪にどう対応したらよいか分からず、つい「ダメ!!」と怒鳴っていました。ミミの行動の理由が分からず「何でこんなことをするんだろう」「恥ずかしい」と思うこともありました。
ミミがASDであることがわかり、発達障害や療育のことを知り、どんどんマイナス思考になってしまいました。
ある日ふと、ミミが好きな魚の絵をTシャツに描いたら喜ぶかなと思い描き始めると、久しぶりに絵具を使うことの楽しさを思い出し、ストレスを解消することもできました。これが私の気持ちを切り替えるきっかけになったのかもしれません。
療育の本を読んで、私の対応が間違っていると分かっても、なかなか実践できなかった日々。発達障害を受け入れるまでは、2年かかりました。あの頃、もっとミミの話を聞いて、待ってあげられたらよかったのになと今は思います。
小学1年生の今は、ほとんど癇癪はなくなりました。療育に2年通ったことと、あたたかく寄り添ってくれた保育園の先生やクラスメイトのおかげです。
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