子育て情報『怒るべき?「友達からゲームソフトをもらった」と小4ADHD息子に打ち明けられて』

2021年3月4日 07:00

怒るべき?「友達からゲームソフトをもらった」と小4ADHD息子に打ち明けられて

人から物をもらったり交換をしたりしてはいけないよ。今回だけ特別にお母さんが買うけど次からは自分のお小遣いで買おう」と言いました。

その後無事にEくんにゲームソフトを返し、お母さまにも謝罪しました。一安心…とはいきません。同じことを繰り返さないように、対応する必要があります。


自分がしたいことを我慢する機会を増やしたり子どもとの関わり方を見直す

怒るべき?「友達からゲームソフトをもらった」と小4ADHD息子に打ち明けられての画像

Upload By スガカズ

今までは「時間通りにお風呂に入る」「寝室では小さい声で話す」など、自分の良い行動に対してお小遣いをあげていましたが、条件を見直すことにし、家のお手伝いを中心にお願いすることに。

そうすることで自分のしたいことを中断してお手伝いをするという状況をつくれるので、我慢する機会が増え、自分中心ではないことを教えることが可能です。

小4になって情緒の面が成長していると感じることが増えたため、見直すタイミングとしては丁度良さそうでした。


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また、私は今までは家のことを中心に動いていたので、子どもたちとゲームをすることがほとんどありませんでした。

一緒に趣味を共有することで「ゲームって面白いな」と思えるようになりましたし、次男が「このゲームが欲しいから買って」と言ってきたとしても「面白そうだね」と気持ちに共感する事ができます。

ただし、次男が欲しいゲームは買いません。本当に欲しい物は、やっぱり自分の力で得てほしいからです。

その代わり、私が欲しいゲームソフトは、私が働いたお金(お小遣い)で買って次男と一緒に遊ぶので、「欲しいゲームは違うけど、一緒にやりたい」と、不満に思う回数は減らせるのではないかなと期待しています。物の価値観を学ぶのは大人でも難しいこともあります。ですが、欲しい物をただ我慢するだけでは辛い経験ばかりが大きくなるので、我慢を小さくしながら、物の価値観を理解して行動できるといいなと思います。

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