子育て情報『「好き」を仕事に。自動車整備士・田村一晃さんの、仕事も余暇も車漬けの充実感ある毎日―― 【連載】すてきなミドルエイジを目指して」』

2021年3月21日 08:00

「好き」を仕事に。自動車整備士・田村一晃さんの、仕事も余暇も車漬けの充実感ある毎日―― 【連載】すてきなミドルエイジを目指して」

部活は中・高ともに吹奏楽部に入って、トランペットをやっていました。小学校の運動会での集団行動の特訓や、吹奏楽部での活動が、人と一緒に何かをするいい練習になっていたのかもしれません。特に、吹奏楽の演奏はチームワークが大事なので、社会性を身につける良い機会になったと思います。

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進路は、身近な職業だった「自動車の整備士」一本で考えていた

――高校生になると、進路のことも考え始めるかと思います。田村さんは、どのようにして車の整備士という道に進んだのですか?

田村:もともと車が好きだったので、車関係の仕事をしたいなとは思っていました。それで、ある4年制の専門学校の、自動車整備を勉強できる学科に進学することに決めました。

――車関係の仕事には、車を売る仕事や、レーサーや運転手のような自分が乗る仕事もあると思うのですが、田村さんの場合は車の整備士に絞って考えていたのでしょうか?

田村:そうですね。
地元に車屋さんがあって、「整備士」が僕にとって身近な仕事だったからというのもあると思います。高校のころは原付バイクで通学をしていたので、そのオイル交換に行ったり、自転車がパンクしたら持って行ったりしていたんです。親が車を持って行くときについていくこともありました。進学先を選ぶときも他はほぼ考えず、「車の整備を学べる学校の、どれにするか」を決める感じでした。

専門学校に進学してからは、好きなことだからこそ勉強も楽しめましたね。最初の2年で2級の整備士資格を取って、残りの2年では職場体験もしつつ、「一級自動車整備士」の資格を取得しました。

高校を卒業する前に自動車の運転免許を取って、車も買ってもらっていたので、その車を移動手段にしつつ、実験台にもしていました(笑)。オイル交換などのメンテナンスをしたり、LEDやイルミネーションをつけたりとか。
多分、それをやっていたおかげで、仕事でも電気系の作業は特に得意なんですよ。

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整備士としての経験が、趣味の車いじりの中で活きることも

――田村さんは現在、整備士としてどんなお仕事をされているのでしょうか。

田村:運送会社の自社工場で、自社のトラックの定期点検やオイル交換、ちょっとした修理などをおこなっています。専門学校卒業後、学生時代にインターンをさせてもらった会社に入って、今5年目です。

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