子育て情報『6年間ありがとう!特別支援学校の卒業式。一生忘れない、ひときわ小さな自閉症長男の雄姿』

2021年4月19日 06:15

6年間ありがとう!特別支援学校の卒業式。一生忘れない、ひときわ小さな自閉症長男の雄姿


「卒業生入場!」ハラハラしながら見守る母の前で

卒業式当日は親子で学校へ向かい、長男を教室へと連れていき、そこで別れて私や他の保護者たちは体育館で待機していました。

大丈夫だろうか…長男は無事卒業証書を受け取れるだろうか…いやそもそもちゃんと歩けるだろうか…不安な気持ちがよぎります。けれどそれでもいい。卒業する長男の姿をしっかり目に焼き付けておこう、そう心に決めました。

「卒業生入場!」先生の声と共に、体育館の扉から子どもたちが姿を現しました。

入学式のときは小さかった子も立派に成長しています。赤いじゅうたんの上を次々に歩いていく子どもたち。成長障害がある為、ひときわ小さな体をした長男が入って来ました。驚いたことにてくてくとまっすぐに歩いています。

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立ち止まらず、しゃがみこまず、泣き出しもせず。
もうその姿を見ただけでこみあげてくるものがありました。


いよいよ卒業証書授与。この日のために何度も練習した長男。いざ本番

次はいよいよ卒業証書授与。長男にとって最大の難関といえるでしょう。

学校からの連絡帳では何度も何度も予行練習したと書かれていました。特に名前を呼ばれるとき、はい!とどうしても手を挙げてしまうので「手を挙げないでね」と何度も伝えたそうです。でもどうしても癖で挙げちゃうんですよねというお話でした。

階段を登っていく長男の姿が見えました。
前のお子さんが卒業証書を授与される間、きちんと待機しています。

長男の名前が呼ばれました。小さな声で「はい」と返事をしました。

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手は挙がっていません。練習の成果です。
長男は誰の力も借りずに歩き、両手で卒業証書を受け取りペコリとお辞儀しました。

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しっかりと卒業証書を手に持ち階段を降りて行きます。長時間の緊張で顔がこわばっています。

定型発達の子どもなら簡単にできることかもしれません。
けれどこの一連の流れが発達障害のある長男にはどれほど大変なことか。そしてここに至らせるまで先生方がどれほど努力されたことか。

涙をこらえることができませんでした。
そして同じように泣いておられる保護者も大勢いらっしゃいました。

その道のりの大変さを知っているからこそ、思いはみな同じだったんだと思います。


走馬灯のように駆け巡る幼いころの記憶

入学式の日はまっすぐ歩くことはできませんでした。

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