2021年5月28日 06:15
ADHDの診断がおりた小1次男がストレスでチック症に。まさかの本音に心から謝って…【障害受容 次男編②】
前回の話はこちら
わが家が住んでいる地域の小中学校は情緒学級がなく、次男のように知的発達の遅れがなく、情緒面でのつまづきがある子どもは通常学級で週一度の特別支援教室に通います。
今から4年前に、通常学級での集団生活が始まった次男は、社会生活に適応できず苦労しました。
ちょうど、療育センターの新患受け入れが再開され、正式にADHDの診断がおり、特別支援教室にも通えるようになりましたが…。
医療と教育の環境は整い始めたものの、問題は家庭での関わり方でした。
たちはだかる小1の壁。できないことに目がいきガッカリ…
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集中して学習に取り組めないこと、集団生活が難しいこと、特定の音に敏感などの原因から学校ではさまざまな困りごとがありました。
私は少しでも学校生活を円滑に過ごせるように、他者との摩擦が減るように奔走しますが、親ががんばった分、子どもができなかったことにがっかりする日々でした。
次男に合った支援を模索しますが視覚優位であるものの視覚支援は当てはまらず、大人しく他害のない自閉症スペクトラムの長男に合っていた方法も、次男には合わないことが多かったです。
自分の子が小学校でほかの子に迷惑をかけているという焦り
通常学級なので、クラスのほとんどは定型発達の子どもたちです。
席を立たず頑張って授業を受けている姿、クラスのお友達と休み時間に外遊びに出て、チャイムが鳴ったら教室に戻ってきてまた授業を受ける…そんなメリハリのついた行動がとれる子どもたちの前で壁を蹴る次男。
そんな状況を目にし、「周りに迷惑をかけている」「どうしたらこの問題が解決するのだろうか」と頭を悩ませていました。
そうこうしているうちに2学期になりました。
運動会の練習や勉強のレベルが難しくなったこともあり、次男のストレスがますます溜まっていきます。
子どもたちが寝静まったあとに「今日も叱ってしまった。本当は叱りたくないのに…」と落ち込みましたが、朝になると同じことの繰り返し…。
もがけばもがくほど抜け出せない負のスパイラルにおちいっていました。
そんなある日、忘れもしない経験をします。
ようやく気づけた次男の本音
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ある日の放課後、小学校に隣接している学童から1本の電話が入りました。
(当時は放課後等デイサービスを利用しておらず、長男と同じ学童に通っていました)