特別支援教育コーディネーターとは?発達障害のある子の合理的配慮を相談できる?学校内外での役割や支援内容を解説
外部の関係機関との連絡調整
特別支援教育コーディネーターは、外部の専門家チームや、医療・福祉の関係機関等との連絡調整が必要になった場合の窓口となります。地域の医療・福祉の関係機関等やそれらが提供している支援内容について情報を収集・整理し、必要に応じて教員や保護者へ情報を伝えます。
(3)保護者に対する相談窓口
保護者に対する学校の相談窓口となり、保護者を支援します。
併せて、通常学級の中で教育上特別の支援を必要とする児童・生徒に効果的な教育的支援を行うために、対象児童の保護者だけでなく全ての保護者に対して特別支援教育の重要性についての理解の推進を図っていきます。
(4)担任への支援・進級時の引き継ぎ調整
担任の先生に対して相談に応じたり、助言したりするなどの支援を行います。また、児童・生徒の進級時には、新旧の各学級担任間で教育上特別支援を必要とする児童などに対する指導方針が異なることのないよう、校長の指示のもと、その調整を行います。
(5)巡回相談員や専門家チームとの連携
巡回相談員及び専門家チームとの連携を図り、支援内容の改善につなげていきます。
特別支援学校においても特別支援教育コーディネーターは、保護者や関係機関に対する学校の窓口、また、学校内の関係者や福祉、医療等の関係機関との連絡調整の役割を担います。
加えて、各学校の教員の専門性や施設・設備を活かし、地域における特別教育に関する相談を受けるセンター的役割があります。地域の小・中学校への支援や、地域内の特別支援教育の核としての関係機関との連絡調整を行い、ネットワークの構築や協力関係を推進するための情報収集・情報共有を行います。
https://www.nise.go.jp/kenshuka/josa/kankobutsu/pub_c/c-59.html
特別支援教育コーディネーター実践ガイド(独立行政法人国立特別支援教育総合研究所 )
https://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2017/10/13/1383809_1.pdf
発達障害を含む障害のある幼児児童生徒に対する教育支援体制整備ガイドライン(文部科学省)
保護者から相談してもいいの?合理的配慮を受けたいときは?
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=33000005344
特別支援教育コーディーネーターには、保護者からの相談窓口を担う役割があります。