子育て情報『コロナ禍の「マスク問題」。感覚過敏のある娘が断固拒否…困った母の作戦とは』

2021年7月13日 06:15

コロナ禍の「マスク問題」。感覚過敏のある娘が断固拒否…困った母の作戦とは


はじめはマスクを断固拒否!

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当然、コロナ禍においてマスクが必須となった当初は、着けるように言っても断固として拒否していました。療育園は理解があったので、外遊びをメインにしたり、ソーシャルディスタンスを守ったりすることで、マスクが着けられない子がいても大丈夫なように、いろいろな配慮をしてもらえていました。一方で、マスクを着けていないと、一般のお店には入店できないなど困った場面も増えました。

もともと、娘が好きなキャラクターの子ども用マスクは家に常備していました。それもなかなか着けてくれず、着けてもすぐに取ってしまい困っていました。ただでさえ、こだわりが出ることが多い娘。どこかに少し行くだけでマスクの攻防戦を繰り広げなければならないことが、私にとっても相当なストレスになっていました。


とは言え、かかりつけの病院に行ったりするには、どうしてもマスクを着けてもらわなければなりません。私は少しずつ、マスクを着けられるようになる取り組みを進めてみました。


マスクを着けられるようになるまで

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まず、家の掃除をするときや喉の乾燥を防ぐために、家の中で私がマスクを着けている姿を生活の一部として見せるようにしました。それでも、外出先でマスクを着けるように言っても「着けたくない」と拒否する姿勢は、あまり変わりませんでした。

少し変化があったのは、コロナが少し落ち着いていた時期に、娘の好きなお友達に会いに行ったときでした。屋外でしたが、その友達がマスクをしていたので、娘は自分もマスクをしないと一緒に遊べないと思ったようです。その日はしばらくの間、マスクをしていても夢中で遊ぶことができていました。


また、本人が着けるマスクも、私が勝手に選ぶのではなく、娘と一緒に選ぶようにしました。娘が自ら「これが良い」と言って決めたマスクなので、着けるように言うと、渋々ながらもマスクを着けようとする姿勢が見られるように。こうして、本人が気に入ったマスクを何枚か用意することで、娘がその日の気分でマスクを選ぶようになり、着けることを嫌がる頻度が減っていきました。今では、お気に入りのマスクを何枚かローテーションで使うようになり、外出先で渡されたりする無地の白い子ども用マスクも着けられるようになっています。


感覚的な我慢は少ないほうがいいけれど

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先日、療育の先生から聞いたマスクの着け方のアドバイスの中に、「マスクを無理矢理着ける経験ばかりさせてしまうと、マスク=嫌な物になってしまう。

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