2021年11月15日 06:15
カードゲームで「なりたい自分」探し、集団生活が苦手な子のためのサポート本、発達障害がある女性向けメソッド、「僕の妻は発達障害」最新刊まで!4冊をランナップ
「分かっているのになぜかできない」ができるようになる!ーー『ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の女性が上手に生きるための本』
ここ10年ほどで「発達障害」の認知度が飛躍的に上がり、大人になってから発達障害だと気づく人も増えています。幼少期は発達障害に気づかなかったけれど、仕事をしてみたり、育児をしてから気づくというケースも多くあります。また発達障害のある女性は、女性ならではの悩みを相談・共有できず解決しにくい現状があると言われています。
この本の著者は、発達障害のある女性のためのコミュニティ「Decojo」を運営する沢口千寛さん。家事・仕事や育児、人間関係や身だしなみの整え方など日頃の生活を改善できるポイントを具体的に解説しています。便利なアプリ・サービス、道具の活用法など読んですぐ、簡単に実践できるアイディアが満載! おすすめのメソッド本です。
当事者の視点から描かれた夫婦の物語ーー『僕の妻は発達障害3巻』
発達障害当事者でもある漫画家のナナトエリさんと、夫である亀山聡さんの共作『僕の妻は発達障害』。発達障害のある人の“生きづらさに寄り添いながら”描いた話題のフィクション作品です。
3巻では、大人になってから発達障害があることが分かった知佳が仕事復帰をする話、両親とのエピソードなどを収録。発達障害当事者だからこそ分かる感情や、身近にいるパートナーのリアルな視点が丁寧に描かれています。
フィクションでありながらも発達障害の実情を知ることができる作品。医療監修もついています。当事者の方、家族の方々、発達障害をまだよく知らない方にもぜひ読んでほしい一冊です。
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