子育て情報『「ダウン症のある子どもは天使」…だけじゃない!?着替えで、歯磨きで、食事で癇癪!母のストレスはMAXに』

2022年3月15日 06:15

「ダウン症のある子どもは天使」…だけじゃない!?着替えで、歯磨きで、食事で癇癪!母のストレスはMAXに

「ダウン症のある子は天使ー…」この言葉は、ダウン症のある子どもの親御さんじゃなくても、一度は聞いたことがある人が多いかもしれません。それほど、ダウン症のある子どもは「穏やか」「天使のようにニコニコしている」「癒しキャラ」というイメージが一般的にあるようです。

私もきいちゃんを産んですぐ、ダウン症があると発覚したころ、いろんな人にそう言われました。「ダウン症のある子どもは天使みたいに可愛いから大丈夫だよ!」と…。(その度に「いや、大丈夫じゃありませんが…」と当時は心の中でよく突っ込んでしまっていたものです…。)

「ダウン症のある子どもは天使」…だけじゃない!?着替えで、歯磨きで、食事で癇癪!母のストレスはMAXにの画像

Upload By 星きのこ

今思うと、ショックを受けている私を慰めてくれていたのだと思うのですが、当時の私はとてもじゃないですが、そんな言葉を受け入れる余裕はありませんでした。

そんな私ですが、きいちゃんが生後6ヶ月くらいになったときに気持ちが変わる出来事があったのです。

そう、それは、きいちゃんの「笑顔」…。


生後6ヶ月を過ぎたくらいから、それまで全く表情のなかったきいちゃんが、私と目が合う度に「ニコッ」と笑ってくれるようになりました。そのあまりの可愛さに、さすがの私も「ダウン症のある子どもは本当に天使かもしれない…!!」と思い、癒された気持ちになったものでした。

しかしきいちゃんが持っていたものは、この「天使」としての面だけではないと気づいたのは、それからほどなくのことでした…。

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そうやって天使のように可愛いきいちゃんを浮かれまくって子育てしている私に容赦なくその「兆候」は襲ってきました。

それはきいちゃんが2歳くらいのころでしょうか。きいちゃんに水筒を渡しても何度も放り投げるのです。最初のころはなんでかな?と思うくらいでさほど気にしていなかったのですが、何度も何度も水筒を放り投げ、仕方なく投げられた水筒を取りに行く私の様子を見て、ニヤついているきいちゃんにある日、気づいてしまったのです。

「こ、この子、ワザと投げてるんだわ…!!私を困らせるために…!!」

天使だと思ってたきいちゃんの、あくどい面が垣間見えた瞬間でした。


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それからきいちゃんの問題行動はどんどんエスカレート。とにかく物を投げる、テーブルの上にあるものも、手当たり次第に投げて、部屋はぐちゃぐちゃ。

本人に悪気は全くなし。

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