子育て情報『3月21日は世界ダウン症の日!世界中のダウン症のある人による発信や、注目のチャリティーグッズ、日本でのイベントの様子を紹介。みんなで「インクルージョン」について考えよう』

2022年3月2日 14:15

3月21日は世界ダウン症の日!世界中のダウン症のある人による発信や、注目のチャリティーグッズ、日本でのイベントの様子を紹介。みんなで「インクルージョン」について考えよう

では、毎年のテーマを、世界ダウン症の日に合わせて制定します。

2022年のテーマは「What does inclusion mean?」、「インクルージョンってなんだろう?」。疑問形となっているのは、多くの人に、インクルージョンの意味を考えてほしいから。

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障害者の権利に関する国連条約(UNCRPD)では、「インクルージョンとは、教育を受けること・就労することに関して、障害者がほかの人たちと同じように平等に、自由に受ける権利があるということ」を示しています。でも、現実には、ダウン症や障害がある人々は社会参加が十分にできていません。

実現できない理由の一つは、「インクルージョンとは何か」ということに対する多くの人の理解が一致していないから。だから、みんなで「インクルージョンとは?」と考え、ことばにして発信していきましょう。

(WDSD 2022: Inclusion Means...より冒頭文を抜粋・意訳)

https://www.ds-int.org/Blog/wdsd-2022-inclusion-means
「インクルージョンとはどういうことなのか、普段モヤモヤと頭のなかで考えていることを具体的なことばにしてみませんか?」と、世界ダウン症連合では、#inclusionmean?(インクルージョンとは?)というハッシュタグをつけての発信を呼びかけています。

https://jdss.or.jp/wdsd2022/#6
世界ダウン症の日2022イベント情報


「本人」からの発信が注目されている!

JDSが運営する世界ダウン症の日記念イベントは2012からスタートし、「キックオフイベント」という形での開催は2016年から開催されるようになりました。このなかで、初回からの定番企画が「ダウン症のある本人による発表」です。発表者はダウン症のある人自身。好きなこと、頑張っていること、困っていることやそれを乗り越えた話も、自分の言葉で発表します。表情豊かなプレゼンテーションをする人もいますが、なかには発語のない人もいます。その場合は写真のスライドショーなどを使い、保護者や代弁者が本人の意思を確認しながら、本人の思いを言葉にして発表します。本人発表は、2017年から隔年で開催されている「日本ダウン症会議」でも注目のプログラムとなっています。

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