2022年3月2日 14:15
3月21日は世界ダウン症の日!世界中のダウン症のある人による発信や、注目のチャリティーグッズ、日本でのイベントの様子を紹介。みんなで「インクルージョン」について考えよう
こうした本人による発表、セルフ・アドボカシーへの注目は世界的な流れで、2021年11月にUAE(アラブ首長国連邦)発信でオンライン開催された世界ダウン症会議でも、たくさんの当事者が発表をしました。
世界ダウン症連合のサイトには、各国のセルフ・アドボカシーをまとめたページもあります。
https://www.ds-int.org/self-advocacy
Down Syndrome International / Self-acvocacy
誰でも参加できる啓発活動、ダウン症啓発ポスターとチャリティーTシャツ
JDSでは、啓発活動のひとつとして、2013年から毎年啓発ポスターを発行しています。趣味や仕事、さまざまなことに取り組むダウン症のある人たち、赤ちゃんから大人までいきいきとした表情を捉えた写真が中心のポスターです。
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2018年のポスターに登場したのは、熊本県天草市の40~50歳(当時)の方々の元気な姿でした。
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医学の進歩とともに、ダウン症のある人の平均寿命は60歳台ともいわれるようになりました。ダウン症独自の成人期の課題はさまざまなことがありますが、元気に暮らす壮年、高齢、さらには後期高齢者の方もいます。
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2021年と2022年のポスターは、各地から送られた写真をつないで作成しています。2022年はスポーツを楽しむ姿が集まりました。陸上、スキー、サッカー、鉄棒、野球、自転車、水泳、ジャンルもさまざまです。スポーツを楽しむ人たちもたくさんいることが伝わってきます。今年のポスターテーマは、「結んでつつんで動き出そう。」。
つながりを大事にしながら活動し始める感じをあらわしています。「インクルージョンとは?」と同じく、思いを大切にしながら外に向かって自分から働きかけるイメージがわいてきます。このポスターを学校や会社、地域の掲示板などに貼ることで、ダウン症について知ってもらう啓発活動につながっています。
※ポスターは送料無料での配布、またはサイトからダウンロードも可能。送付を希望する場合はJDS事務局に申し込みを。
https://jdss.or.jp/wdsd2022/#3
もう一つ、ダウン症協会が毎年取り組んでいるのが、オリジナルTシャツをつくるブランドJamminとのコラボレーションでのチャリティーTシャツ。