2022年4月26日 06:15
「発達外来に行ってみてください」無発語で多動の息子、2歳半で心理士に勧められて。障害があると診断されるの?緊張と不安の初受診
「いつごろ歩き出した?」「いつごろ指差しした?」なども細かく聞かれるのでこれから受診を控えている方はメモして行った方がいいと思う。私はまったく用意してなくて「いつできた?」の問いかけにしどろもどろになってしまった。
特に先生の口から自閉スペクトラム症などの診断名が出てこないので、恐る恐る「この子は発達障害があるんですか?」と聞いてみた。すると、言葉が出ていないことに関して、ただ言葉が出ていないだけ(こちらの言うことをちゃんと理解している、やりとりができる)ならただ言葉が遅れているだけの定型発達かもしれないが、やりとりができていない、理解も及んでいない部分が見えるので「発達障害の可能性が高い」と伝えられた。
ただ、「まだ発達検査をできる段階ではないためハッキリと断言できない」とも言われてしまった。
発達外来へ行くようになって
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それから3ヶ月毎に発達外来を受診することとなった。
行くたびに近況報告で、「こんなことができるようになりました!」「こんな発語がありました!」などを伝えている。
先生も「おー!すごいねぇ!!」と褒めてくれるので私も嬉しくなってしまう。
受診時間は15分程度で病院への移動時間や待ち時間の方がだいぶ長くかかるが、息子のできたことを伝え、発達外来の先生に褒められるということが嬉しくて受診が苦ではない。定期的に気になったことの相談もできるし、その後、発達検査を受けてOTやSTの訓練にもつながることができたので、発達外来に通うようになってよかったと思う。
執筆/まる
(監修:井上先生より)
発達外来に通ったことで、お子さんの得意なことや苦手なこと、少しずつできるようになっていくことなど、さまざまなことに気づけるようになったのはよかったですね。通うのに時間がかかったり、待ち時間が長かったりとその間どのように過ごされたのかと想像するとさまざまなご苦労があったことでしょう。
投薬などはなくても、定期的に主治医の先生にお子さんの発達の様子を見ていただくことは、まるさんの感じておられたメリットのほか、子どもさんが少し大きくなってきてからも健康管理やさまざまな行政書類、学校への意見書などを書いていただけたりなど、たくさんのメリットがあると思います。
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